11月9日(日) 2008 J1リーグ戦 第31節
大分 0 - 0 千葉 (16:05/九石ド/23,517人)
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試合後、大分の選手がピッチに座り込んだ。最後まで力の限り走り抜いた。足をつる選手もいた。0−0のスコアレスドロー。がっくりと肩を落とし、サポーターに挨拶に行く大分の選手たちに対し、千葉の選手たちは平然をした様子。千葉サポーターの中には拍手をする人たちもいた。これで千葉とのリーグ戦での戦績は2分10敗。今シーズン、様々な歴史を塗り替えてきた大分だが、「千葉に勝てない」ジンクスは打ち破ることができなかった。
立ち上がりから、試合は千葉ペース。前線からプレッシャーをかけ、ボールを奪ったら素早くカウンター。千葉らしいサッカーで試合展開が進む。しかし、最後は大分の堅い守りに阻まれ、どうしても大分のゴールを割ることはできない。一方の大分は決定的なチャンスは何度もあったが、打っても、打ってもゴールは遠い。シュート数は千葉の5本の対し、大分は14本。「ゲーム内容は悪くなかった。しかし、それがスコアに反映できなかった。」と試合後の記者会見でシャムスカ監督は、こう話した。
後半に入っても、試合が動かないのでどちらの監督が先に交代のカードを切ってくるかに注目が集まったが、千葉のミラー監督が一枚目の交代をしたのは後半の31分。2枚目はロスタイム。大分・シャムスカ監督にいたっては最初の交代枠を使ったのが、ロスタイムだった。いつもは後半の途中からきっちり3枚の枠を使うシャムスカ監督だが、「今日はフィジカルが落ちたら交代させようと思っていたが、フィジカルが保てていたので11人でいこうと思った。最後、エジミウソンが落ちたので、攻撃的な清武を入れた」とコメント。
勝点1に関しては大分・シャムスカ監督は、「今日を含め、これからのチームはそう簡単に勝点3は取れない。今節は他会場のチームが勝ててないので、首位との勝点差は2をキープできたので、我々は首位に立つチャンスがまだある」と言えば、千葉・ミラー監督も「まだなんとも言えないが、次の横浜FM戦に勝てれば、勝点6分の4取れたことになるので、次勝たなければならない」と、両チーム監督とも前向きに捉えている。
試合後の両チームの選手たちも悲観はしていない。「内容は悪くなかった。終盤に怒涛の攻撃があったがあそこで決めていれば。後は結果だけ。上位も取りこぼしていたのでウチは食らいついていく」と言うのは大分・鈴木慎吾。また、千葉・坂本も「勝てなかったのは残念だけど、今季ホームでの勝率を誇っている大分に引き分けたことは良かったと思うし、いい攻撃ができたと思う」と前向きだ。
優勝争いの大分と残留争いの千葉。残りの3試合、どちらも必死で戦わなければ終わってしまう。下を向いていられない。
以上
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