12月25日(木)第88回天皇杯準々決勝 G大阪 vs 名古屋(19:00KICK OFF/神戸ユ)
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日本のサッカーファンを虜にしたまま閉幕したFIFAクラブワールドカップ2008。未だその余韻に浸っているファンも多いことだろうが、そんな喧噪をよそに、Jクラブを代表して3位の成績をおさめたG大阪の次なる闘い、天皇杯準々決勝の舞台が目前に迫っている。
リーグ戦を8位で終えたG大阪にとっては、来年のAFCチャンピオンズリーグの出場権を得るための、最後のチャンス。もちろん、西野朗監督が言うように「あまりダイレクトに次のステージ(ACL)を目指すというより、天皇杯でタイトルを獲るということに集中した戦いをしたい。雰囲気的には、ラストチャンスということで来年のことが一人歩きしているような状況だが、あと3つ勝たなければ、それは手に入らない。1つ1つ勝ち取っていくことを考えなければいけない」のは事実だが、その1戦1戦を戦う上で、『ACL』への出場権を得たいというモチベーションが選手の背中を後押しするのは間違いない。実際、ACL制覇によって得たクラブワールドカップの戦いを終え、DF加地亮は言う。
「あの舞台をもう一度戦うための、ACLですから。当然、絶対に勝ち取りたいという思いは強い。疲労はあるけど、逆にあのステージで体感したことが、日本で試せるチャンスというふうにも感じている。あの舞台と同じ気もちで、同じ戦いが出来るかは来年の戦いにも繋がっていくものですしね。チームとして、個人として、いいチャレンジをしたい」
対する名古屋との今季のリーグ戦における対戦成績は1勝1敗と五分。うち、ホームでの名古屋戦はクラブワースト記録となる公式戦10戦勝ちなしの不名誉な記録を刻むなど、G大阪にとっては『屈辱的』な思い出の残る一戦と言える。
その名古屋は、ピクシー体制が敷かれた今季、サイド攻撃を武器にしたアタッキングサッカーで躍進。先のJリーグアウォーズで新人王とベストイレブンをダブル受賞したMF小川佳純らが目に見えた活躍を示す中で、G大阪の大きく上をいく3位でJ1リーグ戦を終了。すでに来年のACLへの出場権を手にしている。また、しばらく公式戦から遠ざかっていることで、しびれる試合を終えたばかりのG大阪とは違い、モチベーションの部分が心配される。しかし、最後まで優勝争いに加わってきたとはいえ『無冠』であるという屈辱は、選手たちの胸にしっかりと刻まれている。イコール、タイトル獲りのラストチャンス、天皇杯に全精力を傾けてくることだろう。
J1リーグでの過去2試合の対決を踏まえ、G大阪で注目したいのは『決定力』。記憶に新しいホーム万博での第2戦(9/13 /jsgoal_archive/result/2008/0913/20080100010720080913_detail.html )では特に、中盤を征し、攻撃のリズムを見出しながらも決定力不足に泣き、0−1と惜敗したG大阪だが、リーグ戦同様、『獲るべき時に獲る』重要性は、先のクラブワールドカップでも課題として残った部分。その経験を無駄にはせず、いかに国内の舞台で克服していけるか。『先制点』を奪うことでリズムを見出せるか。攻撃の軸の1人であったMF二川孝広は、25日の手術が正式決定し完全離脱となってしまったが、個々の多彩な攻撃センスを思えば心配はいらない。クラブワールドカップで機能をみせたFW山崎雅人とFW播戸竜二の2トップはもちろん、MF遠藤保仁、MF橋本英郎らクラブワールドカップでもゴールを奪った彼らの、中盤の得点力アップという状況がこの一戦でも作れれば、流れは引き寄せられる。ACL覇者として、クラブワールドカップ3位のチームとしてのプライドを、国内最後の公式戦の舞台でもしっかりと示してほしい。
以上
2008.12.24 Reported by 高村美砂
J’s GOALニュース
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