2月22日(日)琉球放送創立55周年記念「シーサーマッチ2009」 F東京 vs 札幌(14:00KICK OFF/北谷)
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琉球放送創立55周年記念「シーサーマッチ2009」。2月14日(土)には千葉−横浜FC戦が沖縄市陸上競技場で行なわれているが、2月22日(日)にはF東京−札幌戦が沖縄県・北谷公園陸上競技場で行なわれる。
昨季のJ1で最下位となってしまった札幌は今季をJ2の舞台で戦うことになり、この対戦はディビジョンの違うチーム同士の対戦ではあるが、両チームの目指すプレースタイルを考えれば、このプレシーズンマッチは新シーズンに向けて双方にとって格好のスパーリングになると言っていいだろう。
F東京は昨季から指揮を執る城福浩監督の下、最終ラインからしっかりと狙いを持ったパスをつなぐ欧州スタイルのポゼッションサッカーを志向。センターバックから守備的MFもしくはトップ下のプレイヤーにパスを預け、そこからアウトサイドに展開して素早くサイドアタックを仕掛ける。そのスタイルをベースとし、今季はさらに左右サイドバックも積極的に押し上げることで攻撃的なスタイルをより色濃く打ち出そうとグアムでの1次キャンプから意識付けを行なっている。
そして対する札幌だが、こちらは新たな守備スタイルに着手している。昨季までの2シーズンは三浦俊也前監督の下で徹底したゾーンディフェンスを行なっていた。ボールのある場所に関わらず、フィールドプレーヤー全員が均等にそれぞれのエリアを維持し、相手に有効なスペースを与えないというコンセプトの守備だった。それが今季は石崎信弘新監督が就任し、高い位置から人数をかけて相手ボール保持者へアプローチをするプレッシングサッカーへの変身にトライをしているのだ。
F東京にとっては札幌のハードプレスをかいくぐってパスを展開することができれば自信につながるだろうし、仮にプレスに封じられたとしても修正点は見つかるはず。札幌にとっても、パスサッカーを志向するF東京に対してどれだけグループとしてのプレッシングが機能するのか、ここまでの合宿で積み上げてきたものを計る絶好のチャンスだろう。昨季までと違ってボールサイドに寄せているためサイドを変えられてしまうとピンチになり得るが、そうなった際にどれだけの対応ができるのか。ここもひとつの注目点だ。
また、選手間のコンビネーションも焦点となる。キリノ、ダニルソン、チョウ・ソンファンといった国籍の異なる3人の新外国籍選手が加わった札幌はコーチングなどの面も含めた連係がポイントになるだろうし、F東京にとっては昨季の正GKだった塩田仁史が壊死性虫垂炎の手術によりリーグ開幕戦(対新潟)の出場が難しくなっており、その塩田に代わっての起用が見込まれる権田修一とDF陣との連係を即急に作り上げなければならない。また、センターバックとして欠かせない存在である佐原秀樹も全体練習に合流したばかりということで、この選手のフィットも急がれる。
F東京にしても札幌にしても、大きな部分でも小さな部分でもスタイルの差異はいくつも見てとれるが、相手チームに合わせるのではなく、あくまでも自分達からアクションを起こして主導権を握ろうという概念は共通している。果たして、この試合ではどちらが主導権を握るのか。アグレッシブなゲームが、北谷の地で演じられそうだ。
以上
2009.02.20 Reported by 斉藤宏則
J’s GOALニュース
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