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【J2日記】水戸:幸せの「1206」(09.03.26)

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試合開始30分前のメインスタンド。観客席の椅子で作られた「KASAMATSU」の文字がハッキリ読み取れる状況を見て、否応なしに冷や汗が流れ落ちてきた

「958」。昨日の東京V戦前、頭に浮かんだのはこの数字だった。
 雨の平日ナイター、思い出されるのは一昨年・第11節湘南戦。雨と霧に包まれたスタジアムに訪れた観客数はなんと958人。禁断の3桁を記録したのだ。

 この日も開場してから一向に伸びない客足、空席だらけのスタジアムを見て「3桁の再来か!?」と額には冷や汗が…。なんとか1206人と4桁はキープしたものの、今のチームの好調ぶりを考えるとかなりさびしい数字。「熱狂」とは程遠い雰囲気がスタジアムを覆っていた。

 だが、そんな中でも水戸の選手たちはたくましく戦った。
 昨季J1で戦っていた東京Vを相手に攻守で圧倒。まったく危なげない勝利。
「これだけ安心して試合を見たのは初めて」と某ベテラン記者が語っていたように、今までにはない強さを発揮して3連勝をおさめたのであった。
「スタンドはさびしいけど、とにかく来てくれたお客さんに最高の試合を見せることが大事」と沼田邦郎社長は試合前に語っていたが、まさに有言実行という形になった。

 雨の中、観戦日和とは思えない中、それでもこの試合を見た人には最高の幸せが届いたはず。リードして迎えた終盤でも時間稼ぎせず最後まで攻撃的姿勢を貫いた極上エンターテインメントサッカーに対して、顧客満足度は限りなく高かったと思う。このサッカーを続けていれば、さらに多くの人を魅了していくことは間違いない。

 言い過ぎ覚悟で言わせてもらう。
「今、水戸のサッカーは日本一面白い!」 


 ごめん! ちょっと言い過ぎた。

以上

2009.03.26 Reported by 佐藤拓也
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