5月2日（土） 2009 J1リーグ戦 第9節
千葉 0 - 2 鹿島　（16:03／フクアリ／17,009人）
得点者：15' 野沢拓也（鹿島）、50' 小笠原満男（鹿島）
スカパー！再放送 Ch183 5/3（日）08:00〜（解説：桑原隆、実況：下田恒幸、リポーター：飯田留美）
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●巻誠一郎選手（千葉）：
「鹿島はACLのこともあって、後半途中からきつくなって運動量が落ちてくると思っていた。それだけに、前半の１失点で我慢できればよかったし、後半の早い時間帯にうちが１点取れていればと思う。今日は２トップということで、近い距離でプレーする選手が多かったことが、シュート数が（２１本と）増えていたことにつながったのかもしれない。ホームゲームなのでアグレッシブにプレーしたかったし、早くこのスタジアムで勝利をあげたいという気持ちがあった。
（交代で入った）ミシェウは効果的にゴール前に入っていた。ただ、ヨネ（米倉選手）はもう少し早めにクロスボールを入れて仕掛けて欲しかった。とにかく点を取らないといけない。それはまず自分なので、頑張ります」

●坂本將貴選手（千葉）:
「相手の選手が流動的にプレーしていたので、たぶん中の選手は相手をつかみづらかったんじゃないかと思う。本山選手や野沢選手はオフサイドのポジションをとってきていたけど、そこでうちがディフェンスラインを下げてはいけないと思った。鹿島は大きな展開で攻撃をしていて、逆サイドにボールを入れて、そこにＳＢが上がってきていた。
サイドチェンジのパスも多かったので、うちとしてはボールの取りどころが難しいけど、そのサイドチェンジのパスを狙うのか、マンツーマン気味に前から行って取るのかというところだったけど、うまくやりきれていないところがあった」

●谷澤達也選手（千葉）:
Q:相手はポジションチェンジが多く、サイドを変えて攻撃してくるので、特に守備の部分ではきつかったと思うが？
「きついのはわかっていたので、うちがそこで我慢してやっていかないといけない。攻撃の部分では、最近は自分としてはあまり指示にとらわれずに自由にやっているところがある。ただ、チームとしてはもっとパスをつないでいくことも必要だと思う。今日は２トップだったので、自分のポジションもサイドハーフで、後ろから前に出ていくようなプレーもできていたと思う」

Q:谷澤選手自身もヘディングシュートなど惜しい場面もあったが？
「ああいう形でのシュートは前節でもあったけど、やはり外してしまったので。ああいうところを決めていかないといけない」

●深井正樹選手（千葉）:
「選手自身がゲームインテリジェンスを感じて、自分たちでボールを動かしてやっていかないといけない。今日は２トップだったけど、前節までのように中盤が３人で相手が４人では人数的にボールに寄せる部分で苦しくなるので、今日の鹿島という相手に対しては４−４−２というシステムはよかったと思う。
途中で少し下がってしまったところもあったけど、前からプレスに行けていたし、やっているサッカーもそれほど悪くはないと思うけど、結果が出ていない。
シュート数も多くなったけど、まだ苦し紛れで打っているところもあると思うので、そのへんは選手が意識して向上しようとしないといけない」

●下村東美選手（千葉）:
「鹿島はくさびのパスの収まりや味方の選手に当てるパスなどの精度が高く、ボールを奪うシーンでは個人能力というか体の入れ方など、個の部分での違いを感じるところもあった。ただ、結果は出ていないけど、今日までの連戦では上位チームとの対戦が続いていたので、下を向く必要はないと思う」


●野沢拓也選手（鹿島）:
「得点の場面は）シュートを決めるだけだった。だから、空いているところを狙った。
千葉のプレスは激しかった。前からプレスにきているのを、自分たちも感じていた。だから、パスを回して、相手を疲れさせようとした。千葉はボールサイドに寄ってくるところがあるのが、試合が始まって選手自身でわかったので、サイドチェンジのパスを意識して使った。そういう意味では視野の広いサッカーができたと思う。
（興梠）慎三はスピードがあるし、大迫はボールが収まる。そういう２トップだったので、中盤としてはサポートしやすかった。（本山選手とのポジションチェンジは）一緒に長くプレーしているし、サイドを広く使う意味でも今日はワイドなサッカーができていたと思う」

●興梠慎三選手（鹿島）：
「試合に出られない２人（内田選手とマルキーニョス選手）の分まで頑張ろうと思ったし、２人がいないとダメだと言われるのが一番嫌だった。
（今日の試合で２トップを組んだ）大迫は前線でキープできるので、やりやすかった。２人の課題である守備の部分ではもっと頑張っていかないといけない。
（ファウルを受けてＰＫを得た場面では）大迫が体を張ってボールをキープしてくれたので、自分がああいう形で仕掛けていけた。前節はダメだったので、今日はしっかりやろうとしたが、うちのチームはよかったと思う」

以上