5月5日(火) 2009 J2リーグ戦 第13節
岡山 1 - 0 徳島 (13:03/岡山/7,828人)
得点者:43' 武田英明(岡山)
スカパー!再放送 Ch182 5/6(水)13:00〜(解説:佐藤慶明、実況:川崎祐一、リポーター:守口香織)
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岡山は前半43分という最高の時間帯に先制点を挙げた。決めたのは、第10節からスタメンとして出場しているFW武田英明。小林優希からのセンタリングを、身体で押し込む形のシュートだった。決して美しいゴールとは言えないのだろうが、FWというポジションに必要な資質・運を感じさせるには十分な内容だ。
この時間帯まで、中盤でのボールの奪い合いが続いていた。引いて守る岡山に対して、攻め立てる徳島。「裏を狙った」というルーキー・佐藤晃大と羽地登志晃との2トップが放つシュートは、前半だけで5本、CKのチャンスも10本と多かったが、いずれもフィニッシュの精度を欠き、ゴールネットは揺れない。徳重隆明、倉貫一毅、三田光がパスを回し、展開を再構築させるシーンも何度かあった。
対する岡山は、ボランチの小野雄平、喜山康平が相手パスをカットし、トップ下の臼井仁志、小林優希を経由してゴール近くに迫っていく。守備に関しては、GK真子秀徳の積極的に飛び出す守りと、澤口雅彦、金廣閔、植田龍仁朗、田所諒の最終ライン4人の必死のクリアがあった。また、前線からの武田英明と西野晃平のプレスも効いていた。
今までも上位チーム相手に堅守を発揮してきた岡山だが、このゲームでは連係が進化していた。出場選手が毎回替わる中で、より効果的な形を全員が認識し、身体が理想型のコンビネーションを覚え始めたというべきか。どんな状況になっても、すべてのポジションに「人が足りている」という安心感もあった。徳島はボールポゼッションで上回っているにも関わらず、岡山の集中した守備に阻まれてしまった。そしてその堅守から、喜山のサイドチェンジのパスやセンタリング、臼井の絶妙なポジショニングやスピードからチャンスが生まれた。
「岡山の守備を強固にしてしまったのが、カウンターからの失点だった」(徳島・美濃部直彦監督)と言うように、後半になると、さらに積極的に出てきた徳島だったが、岡山はボランチ・小野をはじめ、落ち着いたディフェンスを繰り返し、いくつかあったミスも、直後のファインプレーで帳消しにしていた。徳島は62分に六車拓也、石田祐樹を、78分にファビオを投入したが、得点には至らなかった。
岡山も3枚の交代枠はすべて使った。後半終了まで4分のところで、DF登録の大島翼がFWに入った時には、スタジアムが大きく湧いた。大島のアグレッシブにボールを追う姿は、この日の岡山のエネルギーに満ちた魂を象徴しているかのようだった。彼のプレーを見て、次節への期待に胸を膨らませたファンは多いだろう。
以上
2009.05.06 Reported by 尾原千明
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