5月28日(木)J2 第18節 富山 vs 栃木(19:00KICK OFF/富山)
スカパー!生中継 Ch172 18:50〜(解説:瀬田龍彦、実況:牧内直哉、リポーター:豊田麻衣)
☆勝敗予想ゲーム
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1年目の第1クールを試行錯誤しながら乗り切った富山と栃木。第2クールでの飛躍を期してぶつかる。10位の富山はけが人の続出でチームの総合力が問われる正念場だ。16位の栃木は前回の対戦で0−4と大敗した雪辱( /jsgoal_archive/game/2009/20090200030220090502.html )を果たしたい。
第1クールを総括し、富山の楚輪博監督は「選手は本当によくやった。リーグ戦は途中だが賞賛を惜しみたくはない」と話した。加えて「組織ディフェンスが機能しており、やっていることは間違いじゃないことが分かった。勝点80という高い目標を掲げ、『さらにベースアップ、進化しよう』と選手に伝えた」と言う。
一方、栃木の松田浩監督は「成績は不本意だが、内容などに関しては悲観していない」とし、「取りこぼした勝点を拾えるゲーム運びやメンタリティー」「サッカーの質の向上」を今後の課題に挙げた。
リーグ戦は3分の1を終えたばかりで、第2クール以降の充実がJ初年度の評価を定める。気持ち新たに闘志を高めるには、互いに絶好の対戦相手だろう。
富山は前節の湘南戦で0−5の惨敗を喫した( /jsgoal_archive/game/2009/20090200030220090523.html )。課題となっている立ち上がりで、再び失点。後半2点目を奪われると堰を切ったように失点を重ねた。相手は上位だったとはいえ、「1点取り返せばよいという考えではだめ。チームが崩壊した」と楚輪監督は厳しい評価を下した。栃木との前回の対戦で「富山にディシプリン(規律)を感じた」と松田監督に言わしめた、ひたむきで我慢強い守りを取り戻すことが勝利への第1条件となる。
FW長谷川満、木本敬介、DF西野誠ら負傷者が多く、今節はセンターバック堤健吾も累積警告で出場できない。悲観的な要素を探せばきりがないが、代わって攻撃の飛車角ともいえるMF朝日大輔、上園和明が負傷明けながら復調気配なのは明るい材料だ。2人が不在の間、チームを支えたボランチの長山一也、渡辺誠が好調を持続しており、緩急を利かせた攻撃で3試合ぶりのゴールがほしい。
「ひとつの正念場だと思う。しっかり結果を出して、また上昇気流に乗りたい」とGK中川雄二。楚輪監督は「セカンドボールへの反応、ディフェンスのファーストアプローチがしっかりできるか。チャレンジャーになれるかが試合のポイントになる」と話した。
栃木はわずか4週間前の5月2日、ホームで富山に0−4で敗れた屈辱を忘れてはいないだろう。今季初めてのブーイングも浴びた。その後の5試合は2勝1分2敗で、負けた2試合もいずれも1点差の激戦だった。浮上への手掛かりをつかみつつある。
前節、水戸との北関東ダービーはロスタイムの失点で2−3と競り負けたが、後半にFW石舘靖樹、MF河原和寿のゴールで一気に追い付く意地を見せた。富山との第12節までは総得点6と決定力不足に悩まされていたが、その後5試合の8得点をみるに不安は解消されている。富山は最近5試合で3得点に止まっており勢いは栃木が上。前回の富山戦で出場のなかった新加入の河原が右サイドに定着してチームトップの4得点を挙げている。
前節に退席処分を受けた松田監督はベンチ入りできないが、チーム一丸で勝利を届けたいところだ。
以上
2009.05.27 Reported by 赤壁逸朗
J’s GOALニュース
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