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【J2:第18節 岡山 vs 湘南】レポート:最後まで走るタフな湘南に、0-1で岡山が敗北。しかし成長の手応えという収穫はあった。(09.05.31)

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5月30日(土) 2009 J2リーグ戦 第18節
岡山 0 - 1 湘南 (13:03/津山/3,348人)
得点者:61' 田原豊(湘南)
スカパー!再放送 Ch183 5/31(日)12:30〜(解説:野村雅之、実況:川崎祐一、リポーター:守口香織)
勝敗予想ゲーム
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岡山県津山市の市制80周年記念マッチとして、岡山市から北へクルマで約1時間ほどの距離にある、岡山県津山陸上競技場で行なわれた第18節。粗いピッチに、気温25.6℃、湿度53%の気候が重なり、運動量豊富な両チームにとって、少しばかりヘヴィーな条件となった。フォーメ—ションは、湘南の4-3-3に対して、FW西野晃平を欠く岡山は、喜山康平の1トップ、トップ下に保坂一成を据える4-5-1という、今季初の試みで挑んだ。

反町康治監督(湘南)は言う。「前半は、岡山のプランどおりだったかなと思いますね」。ポイントを絞りにくい流動的な湘南フォワードに対し、岡山の最終ラインとボランチが安定していた。起点となるアジエル、田原豊、坂本絋司を厳しくマークしながら、ダブルボランチの竹田忠嗣、ヘディングで田原豊に競り勝っていた植田龍仁朗、野本安啓らが安易なクリア逃げず、前線へとつなげた。

前節、休養をとった小野雄平は、攻守の起点としての判断力に、いつも以上の冴えが戻っており、湘南が攻撃の形を作る前にインターセプトし、喜山への縦パスなどで明快なチャンスを演出。さらに今回、トップ下という新たな役割に、ぴたりとハマっていたのが保坂だ。攻撃のお膳立てをし、自らも絶妙なポジショニングでボールを受け、鋭いシュートを放つなど、岡山の攻撃のリズムをある部分、コンダクトしていた。

こうして岡山に主導権を握らせておきながら、虎視眈々と攻撃のチャンスを待ち構えていた湘南。なかなかゴールをこじ開けられない岡山は、パスミスやミドルシュートの多用といった、気になる部分も徐々に浮かび上がり始める。「アンカーの田村がボールを持っている時に、その裏側に通っていかれたら、もっとやっかいだったかもしれないですね」(反町康治監督)。対する湘南は、定石どおり細かいパスをつなぎ、アジエルを経由してゴールに迫る。岡山は何度かGK李彰剛のナイスセーブに助けられ、両チーム得点のないまま折り返した後半16分。坂本、アジエル、再び坂本とつないだパスから、田原が7試合ぶりのゴールを決めた。「あれは絋司さんのゴール」と田原が言うように、坂本の絶妙のパスが光った。

終盤になると岡山は、高さのある植田を前線に送り、パワープレーでチャンスを狙ったが、結果にはつながらず、0-1で試合は終了した。いい形が出来ていただけに、試合中にフィニッシュに至る方法を見つけられなかったのが残念だ。寺川能人をはじめ、最後まで走る湘南、声の落ちない湘南は、岡山に手本を見せてくれたようにも感じた。

このゲーム、岡山がいいイメージを共有していることは、折々に伝わってきたが、「相手ゴール前でプレーする機会が欲しかった。切り替えの場面で、相手が前に人数掛けてチャンスになる場面で、もう少し速攻が出来ていたら」と喜山は振り返る。しかし今回、パスをつなぐ攻撃パターンという、ひとつの新しい可能性を見出した岡山。今回のフォーメーションは今後も、「オプションとして採用も考えられ得る」(岡山・手塚聡監督)ということで、模索しながら、目指す方向へと成長を続けている。

以上

2009.05.31 Reported by 尾原千明
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