6月7日(日) 2009 J2リーグ戦 第20節
岡山 0 - 2 C大阪 (13:03/岡山/7,333人)
得点者:85' 柿谷曜一朗(C大阪)、89' 柿谷曜一朗(C大阪)
スカパー!再放送 Ch181 6/8(月)17:00〜(解説:佐藤慶明、実況:川崎祐一、リポーター:守口香織)
☆勝敗予想ゲーム
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スタメンの平均年齢が、奇しくも両チームともに23.64歳。しかしながら、ゲームでの力の入れどころ、終盤での決定力に、C大阪はハードな戦いを勝ち抜いてきた貫禄を見せつけた。香川真司、カイオ、マルチネス、チアゴら主力選手を日本代表戦とケガで欠き、さらに今節は、乾貴士選手も練習中の打撲のため大事をとっての欠場となった。
「私が嬉しく思うのは、出場機会の少なかった選手たちが、主力選手の替わりに入って、チームの一員としてプレーできることを存分に見せてくれたこと。そして勝利に結びつけたこと」(C大阪・レヴィークルピ監督)。岡山にとって、乾の欠場は肩すかしだったが、新加入・青木孝太のデビューも重なったホーム戦ということで、今までの成果を出すためのお膳立ては揃っていた。
ゲームは出だしから後半途中まで、互角の内容だった。岡山は最終ラインを高くキープし、ボランチの小野雄平、竹田忠嗣が積極的にシュートチャンスで打ち込む。サイドバックの尾崎雄二、澤口雅彦は駆け上がって、サイドからチャンスを作り出す。また、トップ下にポジションをとった喜山康平から西野晃平とつないでゴール前に迫り、保坂一成が前線の起点となって攻撃にアクセントを付ける…と、各選手の持ち味を生かした全員攻撃のバリエーションが芽生えていた。
「ゴール前までは運べた。でも、そこでの落ち着きと、もうひと工夫が必要」と、自戒を込めて西野は振り返る。C大阪の巧さが浮かび上がってきたのは後半のなかば過ぎ。ボールを回しながら岡山の選手を動かし、攻撃どころを探す。その間にも照りつける午後の太陽と30℃という気温は、容赦なく選手の力を奪っていた。71分、喜山の鋭いミドルシュートが、キム・ジンヒョンのスーパーセーブに阻まれると、C大阪はすかさず反撃ののろしを上げる。そして85分、柿谷曜一朗のヒールパスを濱田武がヒールで戻し、これを柿谷が決めて先制。人は変われどもゴール前で細かく2人でつないで相手守備陣を崩すやり方は、まさにセレッソDNAの「それ」だった。さらにロスタイムに入ってもチャンスをつなげ、濱田のドリブルからクロスを受けた柿谷が、難易度の高いワンタッチのシュートを決め0-2に。勝負はあった。
岡山はこれで7連敗となり、得点できなかったゲームが5試合続いたことになる。ここ数試合で攻撃スタイルに光明を見出したとはいえ、ゴールへの欲はまだまだ足りず、形にとらわれるあまり、詰めの部分にシンプルさを欠いた。65分に投入された青木への歓声と大きな拍手は、サポーターのまぎれもないゴール渇望の声だった。今までも課題には必ず修正を施してきた岡山だが、それが連係で機能するまでの過程は他チームよりスローだ。現状を、より高くジャンプするために深くかがみ込んでいる段階と捉えるにしても、残りは31試合。自分たちの良さを見失わないよう、ゆっくり確実に、急げ!
以上
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★J2クラブサポーターのみなさま!クラブへの熱き思いを旗に!
次回撮影予定は、6月13(土)の福岡&14(日)の札幌、栃木、C大阪です。
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2009.06.08 Reported by 尾原千明
J’s GOALニュース
一覧へ【J2:第20節 岡山 vs C大阪】レポート:残り10分に力を見せつけたC大阪。報われない岡山の現状は、より高くジャンプするための前段階?(09.06.08)














