6月24日(水)AFCチャンピオンズリーグ 名古屋 vs 水原(19:00KICK OFF/瑞穂陸)
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☆試合速報 | ホームチケット情報 | 決勝戦は11月7日(土)に国立競技場で開催!
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初出場ながら予選グループリーグ無敗の首位で突破した名古屋が、一発勝負のラウンド16に挑む。相手は昨年のKリーグ王者・水原三星ブルーウィングス。グループリーグでは鹿島を4−1で破るなど強さを見せ、このラウンドに駒を進めてきた。MFキム・デイやイ・サンホ、FWベ・キジョンなど技術と機動力に優れた選手を揃える攻撃的なチームを率いるのは、韓国サッカー界の英雄チャ・ボングン。ワンツーやショートカウンターに代表される縦に速いシンプルなサッカーで、敵地でのラウンド16突破を目指す。
難しい一戦をホームで戦うアドバンテージを得た名古屋だが、チーム状態は決して良いとはいえない。3日前のJ1リーグ第14節では、千葉を相手に0−1の敗戦。持ち味の攻撃的なパスサッカーを展開できず、サポーターからもブーイングを浴びせられる内容に終始した。中でも運動量と連動性の欠如は深刻で、ストイコビッチ監督は試合翌日に選手との話し合いを持ち、修正に着手している。わずか3日の準備期間でどれだけ改善できるのかは未知数だが、それがなされなければ苦戦は必至。ここは指揮官の手腕が試されるところだ。
互いに勝たねばならない一発勝負のレギュレーションを考えれば、試合展開は2つのパターンが予想される。ひとつは失点へのリスク回避を第一に考えた静かな展開。そしてもうひとつは、勝利への得点を積極的に狙い合うオープンな展開だ。グループリーグで計12得点を挙げた水原だが、8失点と守備が堅いチームではない。展開は後者となることが濃厚といえるだろう。
攻撃に閉塞感が漂う今季の名古屋は、まずチーム本来のスタイルを再確認する必要がある。昨季リーグを席巻したのは、全員攻撃・全員守備が徹底されたアグレッシブなサッカーだ。しかしここ数試合では前線の起点がはっきりせず、オーバーラップ時のカウンターのリスクが上がってしまっていた。結果、前線の選手だけで攻める形が増えてしまい、淡白なボールの失い方をする悪循環を生んでいたのである。好調時の名古屋はビルドアップからサイドハーフが起点となり、全体で押し上げる分厚い攻撃を仕掛けられていた。この形を取り戻すには、やはりサイドハーフの動きが肝要となってくる。水原戦でのスタメン起用が予想される玉田圭司と小川佳純には、攻撃の核となるプレーに期待したい。
現在、水原もKリーグでは11位と低迷しており、AFCチャンピオンズリーグでは結果を出している点では、名古屋と立場は同じ。国内リーグで得点力を発揮しきれていない点でもそれは同様で、この一戦で攻撃面の自信を取り戻したい気持ちは双方強いに違いない。試合の行方は、どちらが先に持ち前の攻撃力を取り戻せるかにかかってきそうだ。名古屋が鮮やかな復活劇をホームで見せることができるか、注目だ。
以上
2009.06.23 Reported by 今井雄一朗
J’s GOALニュース
一覧へ【AFCチャンピオンズリーグ 名古屋 vs 水原】プレビュー:強豪・水原三星との一発勝負に臨む名古屋のカギは“原点回帰”。美しいサッカーの復活で勝利を目指す。(09.06.23)
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