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【J1:第15節 山形 vs 川崎F】小林伸二監督(山形)記者会見コメント(09.06.28)

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6月28日(日) 2009 J1リーグ戦 第15節
山形 0 - 1 川崎F (13:04/NDスタ/10,367人)
得点者:87' 鄭大世(川崎F)
スカパー!再放送 Ch183 6/29(月)05:00〜(解説:越智隼人、実況:小出匡志、リポーター:成田ひみこ)
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●小林伸二監督(山形):

「前半は随分、シュートを打たれました。そのなかで、中盤のところでアプローチをするんですけど、その対応として、取れるパスではないのに簡単に足を出して簡単に裏を取られてしまったりとか。そうするとどうしても、相手はスピードがあるので、次の段階に行ったときに4バックと3トップに対して数的同数になるので対応が難しかったことと、もうひとつは、3トップなので、どうしてもディフェンスとディフェンスの間にいたと思うんですね。特に、うちの渡辺匠の背後と、章吾(小原)と石川の間でターンされていくつかシュートを打たれたと思うんです。そこのところが、誰が行くのか。匠のアプローチが良ければ、おそらく外に出るので石川が行けば済むことだし、匠のアプローチが緩ければ、匠を相手のボランチではなくてトップの把握をさせるというところの3人ノコミュニケーションがはっきりしてなかったところで、随分シュートを打たれて、ポストで助かったというところです。狙われているので、再三そこの修正はやるんですけど、なかなかできずにいるなあというのが正直なところです。

後半については、中盤でアプローチをするんですけど、スペースに帰ったり、安易に足を出さずにパスを出させてスペースに、というところがうまくできたので、最終ラインの4枚とボランチ2枚の6枚のところで、うまく機能できたと思います。相手もへばってるし、うちもへばっているような状態ですけど、そういうふうに落ち着くと、逆にうまくボールが回せていい形になっていったのではないか。だんだんチャンスがつくれてきたというところでいくと、チャンスがモノにできなかったというのは残念だったなと思います。最後にワンチャンスを取られてしまったというところが少し…。パスミス、スルーパス、キーパーが少し…。やっぱりあそこで動くとJ1だったら入れられるというところでいくと、ガンバの遠藤と一緒で、ちょっとした駆け引きなんですけど、あれはそのままいると相手は逆サイドに蹴ると思いますけど、ジャストで動くと、動いたのを見て少し間を置かれるとボールサイドに蹴ると思うんですよね。そのへんがJ1のレベルだなあというところと、代表の選手だというところと、ラスト10分に出てきたので、そういうちょっとした瞬間だったり駆け引きのところと精度はブレないと思うので、あの時間になってまだ代表が出てくるということで考えると、矢島のターゲット、黒津のスピード、最後に鄭大世という形でセンターフォワードが変わると、センターバックとキーパーについてはダメージが大きいのかなと思います。そういうところをうまく乗り切れるようになっていきたいなと。これは1年目のところで、頑張って前半からの修正が効いて後半はいいことができてるんだけど、勝点1も取れないところが少し残念だなと。いい経験をしていると思います。前節のゲームに比べると随分やれてきているので、めげずに次のレッズ戦に照準を合わせて頑張っていきたいと思います」

Q:今日は古橋選手が先発でしたが、古橋選手のプレーはどうでしたか?
「今までになかったというんですかね。シンプルに裏へ飛び出してくれるし、タックルもしてくれるし、前であれぐらい動いてくれると絶対的にスイッチが入っていくという意味ではよかったことと、あそこへ入るとみんなが動き出しができるということですね。それと、(マークされるのが)長谷川だけにならないので、そういう意味では十分、今日はやってくれたなあと思っています」

Q:惜しい場面がありましたが、どうしても点につながりません。あと一歩のところで、何が足りないと考えていますか?
「最終的に、確率からいくとずーっとボールが回っていって最後に点を取るので、リスクが多くなったなかで一番前の選手、点を取る選手がやるわけですね。ちょっとブレててもいいような状態にしてシュートを打ったりする。でも、見てるところからいくと、フリーだったのに入らないというところがあるわけですね。前の選手だけではなく、全体の精度が上がってこないと難しいと思いますね。シュートの精度もあればコントロールの精度もあるし、その前のパスの精度というところもある。前の選手だけじゃなく、全体的に精度が上がっていく必要がある、ということがひとつと、もうひとつは、点を取るという決定的なストライカーがいると、今日みたいに『しんどいゲームだったけど、もらったよ』というのができる可能性があるというのがあると思うんですよね。そこまでまだ入り込めていないので、こういう厳しいゲームをしながら点を取るということも大事だし、押してるだけが勝つゲームじゃないんだよ、しっかり最後まで守らなくちゃいけないんだよ、1回のミスでやられてしまうんだよ、というところも併せて全部の精度が上がっていくということになると思います。ですから、精度アップを追求していくことは、やる必要があると思います」

以上
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