7月1日(水) 2009 J1リーグ戦 第10節
川崎F 1 - 0 G大阪 (19:05/等々力/15,903人)
得点者:32' 養父雄仁(川崎F)
スカパー!再放送 Ch183 7/3(金)21:00〜(解説:相馬直樹、実況:土井敏之、リポーター:石川葉子)
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●西野朗監督(G大阪):
「非常にゴールが遠かったなというゲームで、両チーム、スケジュールがハードな中。そうクオリティの高いゲームはガンバもそう実現する事は難しいと思っていたので、うまく今あるチームのエネルギーをゲームの中でコントロールしてゲームを運べたらなと気持ちで(臨みました)。
いつもどおりの試合運びというのはなかなか難しいと。まあ、ポゼッションは出来たと思うんですが、やっぱりフロンターレの術中にはまっている戦いなんだと感じました。あれを崩せないのはまだまだパッシングサッカーという中では足りないところがたくさんあるんだなと感じます。選手はよくこういう中でらしさも出してくれましたけど、最後は決めきれない。それに尽きると思います。よくゲーム自体はやっていたと思います」
Q:今日、鹿島が勝ったようで勝点差が15に開いてしまうと。1シーズン制になってガンバが05年に勝点12差をひっくり返したのが最大の逆転劇なんですが、それを上回った状態なんですが、今後チームをどう立て直すのか、その辺を教えていただければと。
「それほどチーム力の差があるとはまったく感じていませんが、今年もやはり決めきれないというところがたくさん点を取っている割にはコンスタントに取れない。ゲーム内容が、取れないゲームほどポゼッションが取れていたり、悪い流れではないんですが。逆にそういう中で、どうしても裏腹にあるカウンターというところで崩されている。決してアントラーズとそう大きなポイントほどの差があるとは感じていないんですが、今年足りないところなんだなと感じています」
Q:前半の失点が続いています。先制されて守りを固められるという形が続いている。失点を先にするという事については。
「ですから、いつも裏腹にリスクを伴いながらガンバのスタイルというのはスタートから出している。そこでやっぱり今、先手を取れない苦しさがあると思います。押し込んでいる展開で、一瞬のスキをバランスが崩れたところでやられた。それは覚悟で行っていますからね。あそこで取れないチーム力。チーム状態といのは理解して、ではどういう戦い方をするのかというと、持ってないです。やっぱり自分たちのポゼッションから崩しにかかっていく。それをゴールを割るまでやらなければならない。決して違うスタイルを求めようとは今は思っていないです。選手も違う形でとは思っていないと思います」
Q:前半の5分過ぎから失点するまで圧倒的にガンバのペースだったと思いますが、あの時間帯はうまく行っているお考えでしょうか。それとも何か問題があるとお考えでしょうか。
「非常に自分の中では前線の動きよりも最終ラインやディフェンスに切り替わったところでのポジショニングのところのケアを感じていますね。どうしてもボランチのライン。最終ラインの両サイドがオフェンシブになったときは、極端にバランスを崩す瞬間はありますし、それは当然なんですが。やはりああいうところでもっと工夫が必要なんでしょうし。ただ、やりぬきたいと思いますね。ああいう形で試合を運ぶ事は。
(攻撃面では)レアンドロもチョ・ジェジンも、今万全ではないです。コンディション的にもフィットはしていないと思います」
Q:万全ではないというのはどういう意味でしょうか?
「100%ではないということです。トップパフォーマンスには程遠い状態ですし、いろんな…」
Q:もっとこうした方がいい、という事があるのでは?
「それぞれスタイルは違いますし、クロスに対するリアクションだとは、ではチョ・ジェジンがどうか、レアンドロが抜けていくそういうスピードとかタイミングとか体の切れとかがどうかとか。当然二人のトップパフォーマンスはそういうスタイルにあるわけで。それにはやはり…。トップではないですね」
以上













