7月18日(土)に行なわれる第28節、草津戦は道南の函館市で開催される。だが、これは筆者の主観かもしれないが、どうも北海道外の方には北海道内における都市の位置関がよく把握されていない印象がある。
首都圏で働く知人は帰省の際に同僚に「札幌に帰省するんだったら、函館の○○っていうお菓子を買ってきて」と頼まれることもあるというし、筆者は札幌市の隣にある小樽市の出身なのだが、その手の話題を道外の人とすると「ああ、札幌からちょっと函館寄りの街だね」と言われてしまう。
だが、ちょっと待ってほしい。そもそも地図を見れば一目瞭然なのだが、移動時間だけを考えると函館市というのは札幌駅から特急列車に乗って片道3時間ほどもかかってしまう距離にあるのだ。これはもう、新幹線で東京から関西へと移動するくらいの時間に匹敵するだろう。函館市というのは、そういった場所に位置するのだ。今回はそこで札幌のホームゲームが行なわれる。
函館市でのホームゲームは00年シーズンから年に1度の恒例行事となっており、これまでチームはJR、飛行機で移動をしていたが、今回は初めてチームバスでの移動を敢行する。おそらく片道4時間くらいの道程となる見込みだが、意外にもこれが選手には好評な様子だ。「電車や飛行機だと、駅や空港での乗り換えがあるけど、バスだと宮の沢グラウンドからそのままゆっくり座ってホテルまで行けるので、たぶん楽だと思います」と藤田征也。吉弘充志も「スーツではなく、クラブハウスからジャージ姿でそのまま行けるので、それもまた楽かも」と話す。アウェイゲームでは毎回、飛行機での移動を繰り返している札幌イレブンだが、アウェイゲームではないものの、バスでのゆったりとした移動もまた、趣があるのかもしれない。
なかなか勝ちきれない試合が続く札幌だが、ちょっと気分を変えたホームゲームで、気持ちも新たに浮上のきっかけを得たいところ。石崎信弘監督にとっても函館は、06年に柏レイソルの監督として試合をしており、そこでの勝利によって不調から脱した思い出の地だとのこと。今回もまた、新たな思い出を函館の地で掴み取ってほしい。
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2009.07.16 Reported by 斉藤宏則















