7月18日(土)J1 第18節 名古屋 vs 京都(19:00KICK OFF/豊田ス)
スカパー!生中継 Ch183 18:50〜(解説:藤川久孝、実況:尾原秀三、リポーター:吉田太一)
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名古屋が危機的状況に陥っている。12日(日)のJ1リーグ戦17節でF東京に0−3の完敗を喫すると、続く15日(水)のヤマザキナビスコカップでは同じ相手に1−5の惨敗。得点力不足が課題だったチームは、2試合で8失点と守備面でも大きな問題を抱えることになってしまった。豊富な運動量と小気味良いサイドチェンジ、そしてスピーディーなサイドアタックというスタイルが鳴りを潜めたまま、シーズンは折り返した。後半戦の初戦となる京都とのホームゲームから心機一転、再スタートといきたいところだ。
一方の京都は序盤戦こそ苦戦が続いたが、リーグ再開から調子を上げてきている。その原動力となっているのはやはり、エース柳沢敦の復帰だろう。序盤13試合でわずか12得点だったチームが、リーグ再開後の4試合で7得点を挙げたのはこのストライカーの力によるところが大きい。名古屋にはホームで0−1と逃げ切られているだけに、アウェイで勝点を取り返すべくモチベーションを上げて臨んでくるはずだ。
この試合の注目は何といっても名古屋の新戦力にある。身長194cmの現オーストラリア代表ストライカー、ジョシュア・ケネディだ。空中戦とポストプレーに定評のあるターゲットマンは、今季の名古屋にとってまさに待望の存在。カタールへ移籍が決定したダヴィは決定力こそ高かったが、名古屋のパスサッカーに不可欠な前線でのタメを作れる選手ではなかった。攻撃の起点を失った名古屋はロングボール主体の攻撃に終始していたが、ケネディの加入で攻撃面が改善されることは期待していい。合流して2週間余りと連係に不安は残るが、シンプルなプレーこそが今の名古屋に最も必要なこと。ケネディがその愛称通りの“ジーザス=救世主”となる可能性は十分にある。
攻撃面で光明が見えれば、残るは守備面だ。京都の攻撃陣は柳沢、ディエゴ、渡邉大剛など個人能力に優れた選手が並ぶ。彼らへの対応をひとつ間違えば、前節やヤマザキナビスコカップの悪夢は再び起こりうるだろう。今季、名古屋の守備で最も脆さを見せているのがバイタルエリアのディフェンスだ。特にドリブルで入ってくる相手に後手をとる姿は目に余る。まずはここを締め直すことが立て直しの第一歩となるため、ストイコビッチ監督がいかなる手を打ってくるかはひとつの焦点。京都とすればそこが攻撃の第1目標となることは一目瞭然で、前線の選手だけでなく、佐藤勇人などの果敢な追い越しが得点チャンスを広げることになるだろう。この試合の“ホットゾーン”は、名古屋のペナルティエリア前となりそうだ。
勝点1差で肉薄する10位と11位の対決は熱戦必至。名古屋が新助っ人の力を借りて、負のスパイラルをホームで断ち切るか。上昇のきっかけをつかみつつある京都が、その自信を確信に変えるか。いずれにしてもアグレッシブな展開のゲームに期待したい。
以上
2009.07.16 Reported by 今井雄一朗
J’s GOALニュース
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