7月26日(日) 2009 J1リーグ戦 第19節
新潟 1 - 1 山形 (18:03/東北電ス/37,447人)
得点者:47' マルシオリシャルデス(新潟)、88' 長谷川悠(山形)
スカパー!再放送 Ch185 7/27(月)10:30〜(解説:古俣健次、実況:内田拓志、リポーター:鈴木英門)
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『天地人ダービー』第2戦は1-1の引き分けに終わった。後半2分、ホームの新潟がマルシオ・リシャルデスのFKで先制。このまま逃げ切るかと思われたが、後半43分、山形は長谷川悠のゴールで追いついた。新潟はこれで3試合連続のドロー。山形の連勝は2で止まった。
勝点1を分けあった。そして明暗も分かれた。「残念な試合」。新潟の鈴木淳監督がこう話したのに対し、山形の小林伸二監督は「前に進める」と勝点1を評価した。
分岐点は後半43分。中盤で山形・秋葉勝がボールを奪うと、途中出場の財前宣之へ、左サイドを突破した財前がクロスを入れると、中央に走り込んだ長谷川がこれをきっちりとマウスに押し込んだ。
リードされた後、山形は次々と交代のカードを切った、赤星貴文、石川竜也、財前。全体のスピードを上げ、ボールを奪ったらすぐにカウンター、サイドを崩す。その狙い通りに決まった同点ゴールだった。「粘り強く戦うのがうちだから。後半はそれが出せた」。宮沢克行は言う。前半は圧倒的に新潟にボールを支配された。そこを無失点でしのいだ。後半の立ち上がりに失点したものの、「FKだったから」(宮沢)と崩されたというショックはなかった。
ここ2戦、横浜FM、磐田を相手に白星を重ねた。相手の猛攻をしのいでしぶとくチャンスをものにする戦い方は身についている。連勝は止まったが、勢いは衰えていない。選手それぞれが口にした「次につながる」という言葉には実感がこもっていた。
新潟はこの勝点1で浦和を抜いて2位に浮上した。もっとも、そこにつながった試合の内容は、順位に比例したものとは言えなかった。
「リードしてからの戦い方がまだまだ」。本間勲は厳しい表情を見せた。無得点とはいえ、前半から狙い通りにポゼッションし、攻撃の形を作った。後半2分のマルシオ・リシャルデスのFKも、本間、ペドロ・ジュニオール、松下年宏とバイタルエリアでテンポよくつなぎ、松下がファウルをもらって得たもの。流れは新潟にあった。
だが、リード後のゲームプランは思い通りではなかった。後半21分にポストの大島秀夫に代わって、?永哲が入る。矢野貴章、ペドロ・ジュニオールと合わせ、スピード自慢のアタッカーが3人前線にそろった。追加点をもぎ取る態勢だった。ただ、大島が下がったことで、前線のボールの納めどころがなくなった。
ボールを持ち込んでは奪われ、カウンターを仕掛けられる場面が増えた。「終盤は攻撃の仕方がはっきりしていなかった」。本間が言うように、追加点を奪うための形が曖昧だった。
新潟の引き分けはこれで7試合目。スコアレスドローだった第3節大分戦以外の6試合は、いずれもリードした後に追いつかれたもの。勝ち切るための戦い方、意識が改めて大きな課題として浮き彫りになった。
新潟は次節、ホームに大宮を迎える。ホームでの連戦はチームを立て直す好条件になる。山形もホームでG大阪と対戦。勢いが本物かどうか試される。
以上
2009.07.27 Reported by 斎藤慎一郎(ニューズ・ライン)
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