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【J2:第30節 愛媛 vs 富山】レポート:先制しても勝利が遠い愛媛。対する富山は鮮やかな逆転勝ちで成績も5割に到達、自信を深める一戦に。(09.07.27)

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7月26日(日) 2009 J2リーグ戦 第30節
愛媛 1 - 3 富山 (19:04/ニンスタ/2,432人)
得点者:15' 大木勉(愛媛)、64' 川崎健太郎(富山)、77' 桜井正人(富山)、89' 朝日大輔(富山)
スカパー!再放送 Ch183 7/27(月)21:30〜(解説:大西貴、実況:堀本直克、リポーター:重橋秀香)
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キックオフ直前まで、愛媛は雨が降り続いていた。その影響もあって、ピッチは場所によってボールがスリップしたり、あるいは勢いが弱まったりする難しいコンディションになっていた。ただ、今の愛媛にとってはやるべきことがハッキリし、それがチームにいい流れを生み出した。「前半は前からいってセカンドボールへの反応もできていた」と振り返ったのは愛媛のDF金守智哉だが、内村圭宏と大木勉の2トップへとロングボールを入れると、こぼれたボールを赤井秀一、田森大己の両ボランチが拾って二次攻撃へとつなげた愛媛が前半の主導権を握った。

逆に、「前半の愛媛は裏を狙う意識が統一されていたし、逆にウチは中途半端だった。FWが受けに来ても、その後がなかった」と振り返ったのは富山のボランチ長山一也。前半9分、ペナルティエリア右サイドで得たフリーキックを川崎健太郎が直接狙い、愛媛のゴールを脅かした後、富山はなかなかフィニッシュまで持ち込めなかった。そして、富山の失点は愛媛が狙っていたロングボールから。前半15分、大山俊輔が富山のディフェンスとGKの間にボールを入れると、反応したのは内村。GK中川雄二と1対1になったシュートを一度は阻まれたものの、こぼれ球を大木が押し込んで愛媛が先制点を奪った。

しかし、後半に入ると富山もシンプルに愛媛の背後を突くボールを入れていくことを徹底。後半19分に、今度は長山が愛媛のディエンスとGKの間へボールを入れると、川崎が頭でループ気味に同点ゴールを決めた。失点をすると、途端にトーンダウンしてしまう今の愛媛。先制しながら逆転を許した第26節の札幌戦、そして第27節の岐阜戦が頭をよぎる。そして結果は……。

逆に、後半の富山は楚輪博監督の指示、そして選手起用が的中。後半32分には途中出場のFW桜井正人が左足を降り抜き、豪快に逆転ゴールを決める。「10試合以上、点を取れなかったのははじめての経験で焦りもあった。とりあえずシュート練習に励んだし、高校時代の監督も連絡をくれたりして、周囲の声が励みになった」と笑顔を見せた桜井のJ初ゴールは、富山の勢いを加速させる値千金の一撃となった。そして終了間際にはMF朝日大輔が愛媛の息の根を止める3点目を叩き込む。そのバースデーゴールを決めた朝日は「こうやって中位につけて、先制されても逆転できるようになったのは一人一人が成長しているし、チームも成長しているから」と試合後に力強く語った。

この試合で自信を深めた富山は、これで成績も10勝10分10敗の5割に戻した。その自信を胸に、次節(8/2)は第1クールでは0−5と完敗(5/23@平塚)だった湘南をホームで迎える。その一方で、次節(8/1)は大一番となる四国ダービーをアウェイで戦う愛媛にとっては大きな不安が残された。チームは目下、第1クールに記録した8戦未勝利のクラブワースト記録に並ぶ最悪の状況だ。しかし、だからといって下を向いている暇はない。試合後には「今は散々な状況だが、次節のダービーにそれは関係ない。僕らからしたら逆にいいキッカケにできる。ダービーに勝つことで勢いや自信もつけられる」と語った内村。苦しい今だからこそ選手全員がその一心で、今週はもう一度チームがひとつになり、勝つためにできる全てのことを積み重ねていくしかない。

以上

2009.07.27 Reported by 近藤義博
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