7月29日(水)ヤマザキナビスコカップ 横浜FM vs G大阪(19:30KICK OFF/ニッパ球)
★ヤマザキナビスコカップ特集
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横浜F・マリノスは、昨年のヤマザキナビスコカップ・準々決勝で、G大阪に1勝1敗ながらアウェイゴールの差で敗退。昨季、天皇杯・準決勝でも延長の末に、0-1の僅差でG大阪の軍門に下った。今回は敵地での準々決勝第1戦で3-1と勝利し、大きなアドバンテージがある。「三度目の正直だ」と、気持ちを高ぶらせているファンも多いはず。
しかし、横浜FMはJ1リーグ戦でここ5試合勝利がない。内容で気になるのは前半の戦い方。直近2試合では、前半にそれぞれ1失点を許した。しかも、得点の取られ方が良くない。集中力を欠き、ゴールを献上しているように思われる。
攻撃においても、前半はペースが上がっていない。後半からエンジンがかかる傾向にある。悪い流れを断ち切るためにも、前半からいい流れを掴みたい。
逆にG大阪は一時期の低迷から脱し、状態は上向きに。J1リーグ戦では2連勝を飾っている。だが、完全復活とはまだ言い切れない。
25日の大分トリニータ戦では、攻撃よりも守備を重視。終盤には守備固めをして逃げ切った。今回は最低でも3点を奪わなければ、第1戦の敗戦から逆転できない。当然、西野朗監督もそれは承知済み。大分戦後に「今日のようなゲームではいけないと思う」と口にした。おそらく本来のオフェンシブなスタイルに戻してくるだろう。
勝敗を大きく左右するのは先制点。どちらが先に取るかで、試合は動きそう。横浜FMが先制すれば、展開はかなり有利になる。逆にG大阪が早い時間帯に先にゴールを奪ったら、動揺が出てくるかもしれない。そこを突いて、G大阪の強烈なアタッカー陣が爆発すれば、大逆転のチャンスが広がる。
横浜FMは前回の対戦同様、カウンター狙いの"トーナメント戦仕様"の戦い方で臨むと思われる。そこでカギを握るのが、1トップで先発入りが予想される金根煥。第1戦では、味方の縦パスやクリアを受けると、体を張り、ボールキープに何度も成功。守備陣を落ち着かせるタメを作った。また、速攻の起点となり、1アシストを記録。さらに、26日のジュビロ磐田戦では今季初得点も決めた。今回は勝敗を決める一発への期待もかかる。
一方のG大阪でキーマンを挙げるとするならば、遠藤保仁だろう。彼がどのようなタクトを振るい、ビハインドを跳ね返そうとするのか。戦術眼に長けた彼のポジショニングも含め、目が離せない。また、前記の大分戦で途中出場ながら決勝点を決めるなど、活躍した佐々木勇人にも注目。ドリブラーとして、攻撃にアクセントをつけられる貴重な存在だ。
横浜FMの小椋祥平は、「アドバンテージがある試合は難しい。気を抜いたらやられる。(第1戦のことは考えず)0-0のスコアだと思って臨む」と、気合いを入れ直していた。だが、「サッカーは何が起こるか分からないスポーツ」(小椋)とも言う。フタを開けてみるまでは予断を許さない。
以上
2009.07.28 Reported by 小林智明(インサイド)
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