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【J2:第31節 甲府 vs 横浜FC】プレビュー:まだまだ〜。ガウボンをフィットさせて第3クールを戦い抜くために、第2クールの仕上げは中位と下位のチームにガッチリ勝つ強さを身につけること(09.08.02)

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8月2日(日)J2 第31節 甲府 vs 横浜FC(18:30KICK OFF/小瀬
スカパー!生中継 Ch186 18:20〜(解説:前田秀樹、実況:横内洋樹、リポーター:土橋諒)
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※オートプレーの為、実際のメンバーと異なる場合があります。また一部選手はエディットして作成・追加しています。ご了承ください。
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 J1リーグは全34節だが、J2リーグは第30節まで終わったのにまだ21節も残っており、ゴールラインは遠い。1試合も出場したことはないけれど、このスケジュールで戦い続けるJ2の選手、スタッフ、そしてアウェーも応援に行くサポーターは凄いと改めて思う。前節、仙台に勝って甲府は昇格圏内の3位に順位を上げた。國吉貴博の決勝ゴールのシーンを見返したり、J2の順位表を見ながらニヤニヤしたりして一週間機嫌よく過ごすことが出来るかと思ったが、まだ21節も残っていると思うと、水曜日くらいから「まだまだ〜」って気分になってきた。来年のJ2が何チームになるのか判らないが、全51節なんて過酷なリーグ戦は2009年が最後で、チョットした伝説になるんではないだろうか。勝っていけばリーグ戦最終節までに天皇杯が3試合加わる。この先何が起こっても不思議ではないスケジュール。4位(仙台)と勝点2差の3位で喜んでいられない。水戸、東京V、鳥栖などが昇格争いに加わる大混戦レースの可能性も覚悟しておいたほうがいい。3位以内ではなく、優勝を目標にしないと高い緊張感を維持できない気がしてきた。

フルスロットル湘南のエンジンの回転数が急に落ちて3連敗したことで上位4チームの勝点差が詰まってきたが、甲府が次に挑むのは8月の6試合。横浜FC、鳥栖、岐阜、岡山、徳島、富山と中位から下位のチームとの対戦が続く。苦しい夏場にホーム・小瀬が4試合というのは有利だが、中位で勢いのある苦手・鳥栖と徳島はアウェーだし、苦手の昇格組の岡山と富山との対戦もある。8月最初の対戦・横浜FC戦後は、中2日で鳥栖、中3日で勢いのある岐阜とネガティブに考えようと思えば幾らでもネガティブになることも出来る。ただ、相手も同じ条件だし、具体的なチーム名を挙げていろいろと理屈をこねても結論は一つ。目の前の相手を尊重して全力でフェアに挑戦して行くだけ。これをやり続けることが本当の強さ。

今節はホーム小瀬に横浜FCを迎えるのだが、横浜FCのサポーターは前節・東京Vとの戦いでいい意味でも残念な意味でも感情を大きく刺激されたようだ。そして、負傷しても戦い続けて交替枠を使い果たしたチームの苦境を救ったGK・大久保択生を中心にチームもサポーターも強くまとまった。3位と18位という順位なんて関係ない対戦になる。ここまでのシーズン、4勝7分19敗の横浜FCにはどんな慰めの言葉も助けにならなかったかもしれないが、東京V戦の価値ある勝利と大久保の魂がチームに活力を与えた。その大久保は東京V戦のケガで暫くは出場できないようだが、横浜FCは右肩上がりになるきっかけを掴んだかもしれない。小野智吉の復帰と安孝錬の加入の効果を継続的な結果に結び付けたいところだろう。東京V戦の前半のように主導権を取る時間も長くなっているし、ツートップを組む難波宏明と安の役割がハッキリしてきているので、甲府は「なんとなく戦ってしまった」なんてことは絶対に禁止。危機感を持つ要素は幾らでもあるので、そこを煽って動力にして、清く、正しく、泥臭く戦って欲しい。

今節と次節はエースFWのマラニョンが出場停止の甲府。金信泳か片桐淳至がマラニョンのポジションを埋めることになると予想するが、課題は3トップの中央に入るガウボンを更にフィットさせて活かすこと。ガウボンのプレースタイルや出来ることを段々とチームメイトが理解していると思うので、彼の足元の上手さとプレーのフィーリングを活かし、合わせることが出来るのかは見所。狭いエリアではガウボンのワンタッチのフィーリングに合わないことが少なくないし、彼も周囲の選手をまだ活かせていない。このあたりのコンビネーションが合って、ゴールが決まるシーンを見てみたい。また、移籍してからのゴールがない片桐はマラニョンと競うべき選手だけに、対戦車ロケットみたいに推進力のあるシュートがネットを揺らすシーンを見たい。焦ってはいないが決める気は満々だろう。チームメイトからは「カタ(多数派)」や「ギリ(藤田健だけ)」、「アツシ(荻晃太だけ)」と、複数のニックネームで呼ばれているが、そろそろ統一して欲しい。「アツシ」が一番自然だけれど、井澤惇、美尾敦とチーム内に3人の「アツシ」がいるだけにF-22のように導入は難しい。「カタアツ」も呼びにくいから「アツ」かなぁなんて考えていると、横浜FC戦から運用が開始される待望の大型ビジョンに片桐のゴールシーンが映し出されるイメージが湧いてきた。

集中力と熱を持ってやり続けることがテーマになりそうな8月。横浜FCがハードワークを武器にするなら、それ以上のハードワークで凌駕するのが甲府のやりかた。昇格争いサロンは4人でも十分狭い。これ以上サロンを混雑させないためにも、ガッチリ勝って隙を見せない甲府の姿を小瀬で魅せてくれ。

以上

2009.08.01 Reported by 松尾潤
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