今日の試合速報

開幕招待
開幕招待

チケット購入はこちら

J’s GOALニュース

一覧へ

【J2:第33節 福岡 vs C大阪】プレビュー:第1クールの雪辱を果たすべく、福岡がC大阪を迎える一戦。鍵は前半の戦い方にあり。(09.08.09)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
8月9日(日)J2 第33節 福岡 vs C大阪(19:00KICK OFF/レベスタ
スカパー!生中継 Ch181 18:50〜(解説:乾眞寛、実況:後藤心平、プレーヤー解説:布部陽功、リポーター:森田みき)
勝敗予想ゲーム | 皆の投稿で作るスタジアム情報
JウイイレCC最新作によるシミュレーションプレビューは「MOVIE」をクリック!
※オートプレーの為、実際のメンバーと異なる場合があります。また一部選手はエディットして作成・追加しています。ご了承ください。
----------
 第27節の栃木戦以降、5戦負けなしと勝点を積み重ねてきた福岡だが、その戦い方には明確な共通点がある。前半は守備重視の戦いに徹し、試合を膠着状態に持ち込んで失点を0あるいは最少失点に抑え、後半の勝負どころで仕掛けて逃げ切るというものだ。5試合の相手であった栃木、湘南、徳島、熊本、岡山が、それほど前からボールを追ってこなかったこともあり、試合は福岡の狙い通りにスローテンポな展開に。それが勝点を積み重ねることにつながった。

 しかし、前節は高い位置からプレッシャーをかけてくる札幌の前に、なす術もなく敗退。「少しずつ上向いていたが、前からプレッシャーに来る相手に対応できなかった」と吉田宗弘は試合を振り返る。スピーディーな展開についていけず、プレッシャーにさらされてバランスを崩し、落ち着きを失ったことで、前線、中盤、最終ラインの意思統一に欠けた。変化の兆しを見せつつあった福岡だが、それを本当の変化にすることが出来ず、再び、開幕以来の課題を露呈してしまった。
 そんな福岡に求められているのは、我慢を続けて前半を無失点に抑える戦い方を、もう一度徹底すること。「札幌戦は前半がすべてだった。この前の失敗はしないようにしなければならない」と篠田善之監督は厳しい表情を見せる。

 そして、レベルファイブスタジアムに迎える相手はC大阪。失点数の少なさではJ2の7位という成績ながら、67得点という他を圧倒する攻撃力を発揮して首位を走っている相手だ。その攻撃を支えているのが、2列目に位置する乾貴士と香川真司の2人。抜群のコンビネーションでホットラインを形成する2人は、数々の決定的な場面を作り出し、それをゴールにつなげてきた。J2得点順位2位の香川と、同じく3位の乾の2人が挙げた得点は34。実にチーム総得点の半分に当たるゴールを叩き出している。そして、この2人に加えて、中盤の底で圧倒的な存在感を示しているのがマルチネス。C大阪の攻守に渡る要で、全てのボールがマルチネスを経由すると言っても過言ではない。

 また、ここへきて守備面でも安定感が増してきている。前々節は3-0で札幌を下し、消耗戦となった前節の草津戦はゲームをコントロールして1-0で勝利。2試合連続の無失点勝利に、羽田憲司は「カウンターでやられる場面も減ったし、ウチは攻撃がいいので、ちょっと守備的になってもボールを持ってから速くカウンターに行ける。こういうサッカーをやっていれば、そうそう負けないという手応えはある」と話す。
 着々と勝点を重ね、チームの目標であるJ1昇格へ向けて歩みを進めるC大阪に、死角を見つけるのは難しい。

 そんなC大阪を迎え撃つ福岡にとって、最大のポイントとなるのは「カイオ、乾、香川の前の3人をしっかりと捕まえること。そして、ボールの出どころであるマルチネスをどう抑えるかということ」(篠田監督)だ。1-4で敗れた第1クールの対戦では、途中まで互角に試合を進めながら、2列目から飛び出す乾1人に4ゴールを記録されて、結果は完敗。そして、その4つのゴールをアシストしたのは香川(3)とマルチネス(1)だった。逆に言えば、この3人を抑え込むことが出来ればC大阪の攻撃は半減する。簡単ではないが、前回対戦時と同じ轍を踏むことは許されない。

 そして前半を0で折り返すことも勝利への必要条件だ。「C大阪は爆発力がある。集中を切らせば確実にやられる。守備に負われるのは仕方がないので、我慢強く戦って、相手に持たせている感覚でプレーできたらいい」とは吉田。「攻めてくるのは分かっている。そこは割り切って前へ出させない守備をしたい。どんな内容であれ、前半を0で抑えれば、後半に勝機はある。前半が全て」と丹羽大輝も口を揃える。

 個の力、互いが置かれている状況、チームの勢い等を比べれば、C大阪と福岡の間に差があることは否めない。しかし、リーグ戦中盤になって上位チームが勝星を重ねるのに苦労しているように、そこには絶対的な差が存在しているわけではない。しかも、真夏の暑さと連戦の疲労とも戦わなければならない試合は、特別なプレーや、個の能力で乗り越えられるものではない。結局、当たり前のことを、当たり前に実行したチームが勝利を掴むことになる。そして、福岡にとってはホームの戦い。どんな相手であれ、勝利以外に必要な結果はない。

以上

2009.08.08 Reported by 中倉一志
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

旬のキーワード

最新動画

詳細へ

2026/02/16(月) 10:00 【週末のゴールをイッキ見!】明治安田Jリーグ百年構想リーグ 全ゴールまとめ【0213-0215】