8月15日(土)J2 第34節 栃木 vs 愛媛(19:00KICK OFF/栃木グ)
スカパー!生中継 Ch184 18:50〜(解説:田中真二、実況:飯島誠、リポーター:萬代裕子)
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※オートプレーの為、実際のメンバーと異なる場合があります。また一部選手はエディットして作成・追加しています。ご了承ください。
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第1クール序盤の7節で激突して以来、2度目の対戦が第2クール最終戦では、選手の記憶がおぼろげになるのも無理はない。栃木SCの選手に愛媛FCの印象を聞いても、言葉に詰まることが多かった。それだけ印象が薄いのは、間隔が空いたせいだけではなく、試合内容とも無縁ではないだろう。「淡々と時間だけが過ぎていった感じ。消化不良な部分があった」と鴨志田誉は振り返る。正直なところ、第1クールの対戦は互いに見せ場が少なく、退屈だった。スコアレスドローは妥当な結果だったと言える。
4月にもかかわらず気温が24度まで上昇したこともあったが、低調な試合展開に陥った原因として、栃木と愛媛の特徴が似通っていることが挙げられる。しっかりとした守備ブロックを構築し、相手の攻撃を跳ね返してからの鋭利なカウンター攻撃が持ち味。相手が前に出てきた時には上手く挟み込み、奪ってからのショートカウンターが炸裂するが、前に出てこなければ無理してボールを取りに行くことはせず、バランスを崩すことはしない。だから、必然的に試合は動きに乏しくなり、膠着する時間が増えてしまう。
慎重な試合運びをしながら、どのタイミングで攻撃のスイッチを押すのか。リスクを冒してゴールに迫り、好機を作り出すのか。栃木も愛媛も流れを読む力、切り替えの部分での勇気ある決断が求められる。
流れを読み間違った時、その瞬間、一方は好機を迎え、もう一方は窮地に陥る。
栃木は足首の傷が癒えた“スナイパー”稲葉久人が、手ぐすね引いて強烈な一撃を見舞う機会を窺う。
「ここまで3ゴールしか取っていない。残り19試合、1試合1点を取る気持ちで挑み、2桁ゴールを狙う。一瞬で抜け出し、ゴールを取り切りたい」
開幕前の公約達成に向けて意欲は満々だ。そのためには、中盤のサポートが不可欠。今週のトレーニングではカウンターの精度アップに時間を割いたが、思うようにフィニッシュまで持ち込めなかった。受け手のポジショニング、出し手のパスの質が、まだまだ不足している。呼吸が合っているとは言い難い。ズレを修正するために、「カウンターが一番点を取りやすい。カウンターができないと勝てない」と言い切った松田浩監督は、効率的かつ効果的なカウンターの成功例を集めた映像を編集。具体的なイメージを選手に植え付けると同時に、「難しいことにトライしているのではない」と、メンタル面への働きかけも行った。イメージのシンクロがなされ、肩の力が抜ければ、息を呑むようなカウンターが決まるはずだ。
5連敗中の愛媛も、内村圭宏と田中俊也の2トップが両サイドの横谷繁と大山俊輔からボールを誘引し、切れ味のいい飛び出しから素早くゴールに襲い掛かり、暗いトンネルからの脱出を図る。栃木DF陣は内村と横谷のホットラインに警戒を払わないと、痛い目を見ることになる。中盤から追い越しをかける赤井秀一も厄介な存在だ。また、前節のベガルタ仙台戦(1-3)でJデビューを果たした2種登録、ニューフェイス岡本剛史を「1点を入れた流れを作ってくれたのは彼のおかげ」と、望月一仁監督は評価した。前線を活性化した18歳のFWは怖いもの知らず。勢いを味方に、ラッキーボーイになる可能性は低くない。
栃木はグリーンスタジアムで9戦未勝利、照明工事に伴う県外開催のゲームも併せれば11試合もホームで勝ち星に見放されている。「勝てない状況に慣れてはいけない」(GK小針清允)し、そろそろ終止符を打たなければならない。このままでは第3クールまで悪しき流れを引きずる恐れがある。
松田監督は言う。
「勝ち星に恵まれないから、開幕の時のような集中力が続かない。先に点を取って試合を終わらせていれば、集中力も高まってくる。無失点の試合も当たり前に出てくる」
第2クールは僅かに1勝、勝点は7しか獲得していない(第1クールは勝点14)。ポゼッションなど第1クールよりも内容面で向上しているところもあるが、結果がついてこないことには継続していいパフォーマンスを披露することは難しい。最早、現状の負の連鎖は、内容のいい引き分けでは断ち切れない。危機に瀕しているからこそ不格好でも構わない、内容に欠けたとしても勝利が、喉から手が出るほど欲しい。
過去は変えられない。でも、近い未来(今節)も、ちょっと遠い未来(第3クール)も自分達の力で、どんな形にでも変えていける。自分を満足させ、サポーターを幸せにすることも、笑顔にすることも、感動させることもできる。ならば、その権利を使わない手はない。
もう、悔し涙はいらない。黄色く染まったスタジアムに、笑顔が咲き乱れる景色が見たい。栃木に係わる全ての人が、そう望んでいることは間違いない。
以上
2009.08.13 Reported by 大塚秀毅
J’s GOALニュース
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