8月1日、アウェイ鳴門大塚で開催された四国ダービーから1ヶ月あまり。愛媛では、今季最後の四国ダービー(9月13日＠ニンスタ)が近づいてきました。前回は1万人を超える完全アウェイでライバル徳島に0−6の大敗を喫した愛媛。もちろん、選手たちはピッチで意地をみせなければなりませんが、徳島が絶対的なホームの雰囲気を作り上げて選手を後押しした以上、今度は愛媛がクラブ、サポーター一丸となってニンスタをオレンジで染め上げなければ徳島からの「勝利」は勝ち取れません。

そのための準備の1つが「オレンジミーティング」。前回の徳島戦での敗戦を受け、クラブ初のサポーターズミーティングが開催されたことは以前のJ2日記でも紹介しましたが、そこから発展的・継続的にクラブとサポーターが顔を突き合わせて議論を交わす場として「オレンジミーティング」が行われるようになりました。

第1回は9月1日、平日の19時開始という状況にもかかわらず、老若男女を問わず多くのサポーターが松山市内にある公共施設の会議室に集いました。中には車で2時間近くかけて駆けつけたサポーターも。なんとかクラブを支えたい、その願いが結集した会合では「絶対1万人！！」を合言葉にした四国ダービーでの集客や、それに伴う交通(渋滞)対策などに関して、佐伯GM以下クラブスタッフとサポーターが意見を交わしました。

「皆さんの力をお借りして、足りなかった3,000人を積み上げたい(昨季の第28節に行われたニンスタでのダービーは7,809人)」。何とかして1万人を超える観客でスタジアムをオレンジに染めたい佐伯GMの言葉に、グループに分かれた討論も白熱。本当に、議事録では表せないほど多くの意見が飛び出し、「こういうことなら自分にもできる」という前向きな姿勢・熱意が会場を包み、あっという間に予定されていた2時間が経過しました。

第2回のオレンジミーティングは9月10日、ダービー直前です。ダービーのこと、そしてクラブの未来を語り合えるオレンジミーティング。愛媛の皆さん、ぜひ一度参加してみてはいかがでしょう。

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2009.09.07 Reported by 近藤義博