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【J1:第31節 F東京 vs 浦和】レポート:赤の呪縛は続く。F東京悔やまれる失点。浦和に逃げ切られる(09.11.09)

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11月8日(日) 2009 J1リーグ戦 第31節
F東京 0 - 1 浦和 (15:04/味スタ/40,701人)
得点者:49' エジミウソン(浦和)
スカパー!再放送 Ch183 11/9(月)23:00〜(解説:桑原隆、実況:桑原学、リポーター:日々野真理)
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F東京はJ1リーグ戦第31節、味の素スタジアムで浦和に0−1で敗れた。49分に失点。その後、退場者を出した浦和を攻め崩せず、リーグ優勝さらにはACL出場圏内の3位争いからも一歩後退した。

またも勝てなかった。5年間続く浦和戦未勝利の呪縛から逃れられない。苦手意識なのか、相性なのか。払拭できない不名誉な記録は更新された。
「失点シーンの5分間は負けに値するが、残りの85分間は受け入れがたい試合だった」(城福監督/F東京)
F東京は浦和の一発に沈んだ。ゲームは序盤からロースコアの様相を呈していた。F東京が徐々に主導権を握り決定機を作り出すも、開始からやや守備的にゲームを進める浦和を崩しきれず0−0で前半を折り返す。
後半立ち上がりに一瞬の隙を突かれる。49分、左サイドを破られて失点。浦和右サイドバック高橋峻希がMF原口元気の足元に縦パスをつけると、一気にサイドを駆け抜ける。F東京の選手たちは、このプレーへのリアクションが鈍く、リターンパスを受けた高橋にサイドを突破される。さらに、中央では人数が足りていたにも関わらず、FWエジミウソンへの対応が遅れてしまい、先制ゴールを許してしまった。
この重い失点に続き、浦和のアクシデントが逆風となった。53分、浦和MF原口がこの日2度目の警告を受けて退場。これで一人少なくなった浦和のやるべきことは決まった。
「その状況になったときに私たちがやるべきことは決まっています。4−4−1のシステムでプレーして、できるかぎり長い時間帯に渡ってボールをキープしようと考えました」(フィンケ監督/浦和)
自陣に張り付いて守備のブロックを崩さず、1点を守りきる。選手たちの意識も、チーム戦術も一つの方向に傾いていった。こうなれば浦和は強かった。

城福監督は、選手交代とシステム変更でこの局面の打開を図った。60分に長友佑都を入れてサイドからの仕掛けを意識させ、69分にはDF平松大志を投入してシステムを変更。守備の人数を削ってDF今野泰幸のポジションを中盤に上げた。だが、浦和の守備をこじ開けることはできなかった。
F東京は再三、決定機を作り出したが、ことごとく浦和GK山岸範宏の好セーブに阻まれ続けた。ゴールは遠く、守る浦和に1−0のまま試合を押し切られる形で試合は終了した。

浦和はワンチャンスを得点に結びつけた。FWエジミウソンの決定力もさすがだが、それ以上にDF高橋の攻め上がりのタイミング、質ともに抜群だった。それまで攻撃のスピードを上げる縦パスはMF阿部勇樹のところからしか出てこなかった。そのため、複数人が関わるような連係した崩しは少なく、独力での突破に頼るところがあった。狙いどころがハッキリし、F東京は守りやすかったはずだ。原口や田中達也のドリブルもスタート位置があまりに遠く効果的とは言えなかった。だが、得点シーンでは高橋が原口に縦パスを入れた瞬間に攻撃スピードが上がり、そのまま長い距離を走ってサイドを突破した。F東京守備陣は、このスピードの変化に対応が遅れてしまった。

F東京にとってはあまりに痛い一敗だ。リーグ戦もという機運が内外で盛り上がっていた。期待も大きかった。ヤマザキナビスコカップの優勝効果も伴い、この日の観客数は4万人を超えた。だが、F東京はそれに応えることができなかった。残り3試合。「リーグ最終節で奇跡を起こす」の門戸はまだ閉じたわけではない。

以上


2009.11.09 Reported by 馬場康平
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