11月8日(日) 2009 J2リーグ戦 第48節
岡山 0 - 2 岐阜 (19:03/岡山/5,833人)
得点者:79' 高木和正(岐阜)、86' 佐藤洸一(岐阜)
スカパー!再放送 Ch182 11/10(火)05:00〜(解説:佐藤慶明、実況:川崎祐一、リポーター:守口香織)
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ゲームのポイントを挙げれば、岡山の決定的なシュート3本がゴールマウスをとらえられなかったこと、岐阜の後半の軌道修正が功を奏したこと。この二点に集約される。シーズン終盤の「結果」が求められるゲームを左右したのは、経験値であり、両チームがともに讃えられるべき好ゲームだった。
開始早々、相手ゴールへと近づいたのは岐阜だった。永芳卓磨、高木和正、嶋田正吾ら、中盤の選手が細かくつないでポゼッションを握り、岐阜のシュートが続いた。しかし、徐々に岡山の選手の運動量が上がると、妹尾隆佑のいる右サイド、小林優希のフリーキック、コーナーキックからのチャンスと、選手の持ち味を生かした展開となる。
「相手の攻撃の時に、くさびを作らせないこと、中盤でボールを奪って速攻につなげること。これらを全員で確認して、前半はある程度、プレスを掛けられていたと思う」と、岡山のボランチ・竹田忠嗣。うまく機能した竹田、喜山康平という岡山のボランチ。彼らを意識しすぎたと言うのは岐阜・高木だ。西川優大も「前半は相手のボランチにうまく使われた」と言う。
後半途中から、岐阜は守備を修正した。両サイドをケアする意図で、右に西川、中央に佐藤洸一、左に嶋田の3トップにして、高木と菅和範を飛び出し要員に。前半は守備がハマらなかったが、トップを3枚にしたことで流れが変わり、守備面が改良されたことが、結果として攻撃につながった。
岐阜の先制点は、岡山ペースで動いていた79分、嶋田が得たPKを、高木が決めた。その7分後には、ゲームを決定づける追加点が生まれた。高木、西川を経由して、佐藤が決めたこのゴール、「カズ(高木)さんがボールを持って、優大(西川)と僕が左右に動き出したところで、優大に出たボールが少し長めだったのでシュートに行けないと思い、ニアに来るのを待って狙った」と佐藤。高木は、「洸一(佐藤)にも、優大にも出せる、という選択肢のある状況。優大の方がゴロのボールに対して、相手にひっかからないように動けたので、後は出すだけだった」と言う。西川は、「開いた時に、カズマサ(高木)さんが出してくれて、ダイレクトに上げようと思ったら中に洸一しかいなくて。一回止めようかと思ったんですけど、相手の方が速く、そこで洸一がニアに入ったのが見えて、出せば触ってくれると信じて出しました」。
「ディフェンスがゼロに抑えたことが大きい。耐える時間があったからPKがあり、追加点も取れた」というのが、岐阜の選手の共通認識だ。一方の岡山は、結果にこだわったゲームで、多くのチャンスを作り、シュート数も相手を上回っていた。ここ数試合、消されることの多かった各選手の良さが生きて、テンポのいい展開にも持ち込めた。しかしこれまで、岐阜はこういったゲームに勝利し、時には敗れながら成長してきたのだろうし、岡山は今日のような、積み上げてきたものが結果として表れないゲームを経て、勝負強いチームへと成長しなければばらない。どちらのチームにとっても、ポジティブな形で次のゲーム、次のシーズンにつながるゲームだったと言えるだろう。
以上
2009.11.09 Reported by 尾原千明
J’s GOALニュース
一覧へ【J2:第48節 岡山 vs 岐阜】レポート:難しい状況をものにした岐阜に成長の手応えあり。岡山は今後の成長への糧と、前向きに捉えたい。(09.11.09)















