12月6日(日)2009Jユースサンスタートニックカップ:1回戦 京都 vs 鹿児島(11:00KICK OFF)/鹿島 vs 養和(14:00KICK OFF)@NACK
★2009Jユースサンスタートニックカップ特集サイト
●京都 vs 鹿児島
今年の京都ユースは面白い。京都がクラブを挙げて下部組織の強化に乗り出してから、その成果が徐々に顔を出してきている。今年一番の成果は、日本クラブユース選手権でベスト4に進出したことだ。チームの中核を為すのが、すでにトップチームでプロとしてプレーしているFW宮吉拓実と同年代の『宮吉世代』と呼ばれる2年生たち。京都が京セラと立命館宇治との間で協力をして始めた『スカラーアスリート制度』が浸透し、優秀な選手たちが力を伸ばせる環境が整った。その中でも黄金世代といえる2年生が、今年のチームの核となって、スピーディーなサッカーを展開する。
注目はMF駒井善成、FW伊藤優汰、山下嗣紋(いずれも2年生)の高速ドリブラーたちだ。「攻撃は選手たちの自由にやらせている」と菅澤大我監督の言葉通り、彼らがフレキシブルに動いて、得意のドリブルを織り交ぜながら、高い連動性を生み出している。特に駒井は春先は独りよがりのプレーを菅澤監督に指摘され、ベンチを温めるときもあったが、このお灸が効いたのか、日本クラブユースサッカー選手権では味方を生かしながらも、得意とする躍動感溢れるドリブルでチャンスメーカーとして大きく存在感を示した。山口県からやってきた期待の1年生FW久保裕也、守備の要の3年生・垣根拓也ら彼らの創造性を支えるメンバーも揃っており、初戦をいい形で突破すれば、波に乗っていけるかもしれない。
対する九州の強豪クラブ・アミーゴス鹿児島は侮れないチームだ。日本クラブユースサッカー選手権では福岡U-18と大分U-18に敗れ、全国大会出場を逃したが、きっちりと冬の総決算の今大会には出場を決めてきた。MF廣田亮平、溝口将矢、2年生ストライカー茶園大貴ら面白い選手がおり、日本クラブユースサッカー選手権ベスト4チームからの金星を狙う。
●鹿島 vs 養和
今大会の優勝候補といっても過言ではない三菱養和SC。大会プレビューでも書いたように、今年のチームはタレント揃いで、高円宮杯全日本ユースでベスト4に入るなど、結果も残している。
運動量豊富な中盤の汗かき屋であるワンボランチの中垣内優太、そしてテクニックに秀でたMF玉城峻吾と新潟に入団が内定している中盤のコンダクター・加藤大、前線には185cmの長身でポストプレーに優れた1トップ・木村陽一郎と、強固なセンターラインを誇る。両サイドにも田中豪紀、U-18日本代表候補に選出された1年生・田鍋陵太という高速ドリブラーがおり、左右中央から変幻自在の攻撃を見せる。そして早くもプロ争奪戦が繰り広げられているFW田中輝希の存在も忘れてはならない。今年は怪我に泣かされ続け、日本クラブユースサッカー選手権、高円宮杯全日本ユース(U-18)を棒に振った。だが、彼の才能は疑いの余地がないだけに、今大会での完全復活が待たれる。
対する鹿島ユースも、軸となる選手が残り、面白いチームとなっている。197cmの超大型GK八木直生、U-17日本代表FW神田圭介が攻守の軸となり、攻撃的左SB望月理人、左サイドのテクニシャン・土居聖真に、スピードアタッカーの神田が絡んで繰り出されるサイドアタックは、チームの大きな武器だ。鹿島ユースは今年のプリンスリーグ関東1部で思うように力を発揮できず、来季2部降格という屈辱を味わっただけに、最後の大会でその雪辱に燃えている。初戦でいきなり『街クラブの雄』である養和と当たるという厳しいゾーンに入ったが、ここで勝利できれば、一気に加速する可能性を秘めている。1回戦屈指の好カードは、どのような結末を招くのか。非常に楽しみだ。
以上
2009.12.05 Reported by 安藤隆人
J’s GOALニュース
一覧へ【2009Jユースサンスタートニックカップ:1回戦 京都vs鹿児島/鹿島vs養和】プレビュー:『宮吉世代』を軸にした京都が初戦に臨む!三菱養和SCvs鹿島は1回戦屈指の好カード!!(09.12.05)















