本日岡山市内で、新監督就任記者会見が行われました。会見での出席者のコメントは以下の通りです。
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司会者:
「このたびファジアーノ岡山の来季監督に、影山雅永氏が就任することが決定いたしました。今季はヘッドコーチを務め、来季より監督となります。はじめに池上GM より、今回の就任につきましてお話させていただきます」
●池上三六GM:
「3年間務めていただきました手塚聡監督がこのたびご勇退になりまして、その後任として、ひとつはヘッドコーチとして務めて、チームをよく知っているということ、チームを強くする手腕とのバランスで、ぜひお願いしたいと考え、監督に就任していただくことになりました」
●影山雅永新監督:
「おはようございます。このたびファジアーノ岡山の新監督に就任しました影山です。Jリーグの1年目は最下位という結果に終わりましたが、このチームをさらに強く、そしてたくましいチームにしていくために最大の努力をしたいと、今、身の引き締まる思いです。よろしくお願いいたします」
Q:どのようなサッカーで、どういった戦いをしていきたいとお考えですか?
「まず私のサッカー観を述べる前に、ファジアーノ岡山は若いチームですが、過去3年間で地域リーグからJへ一気に登り詰めたわけですよね。前手塚監督が培われたベースとなる、ひたむき闘うこと、ハードワークを厭わないという姿勢、これは口で言うのは簡単ですが、これを浸透させること、緻密化するという、指導者として本当にたいへんなことを成し遂げられたと思うんです。これはファジアーノ岡山として、将来続くクラブとして本当に大事なところですので、我々の強みとして引き継ぎたいと思っています。そのうえで、僕が思うサッカー、選手を見て、彼らの力を一番引き出せるのは、どのようなサッカーか、というところを選手たちと一緒に作っていけるのがベストなのかなと、今、漠然と考えています」
Q:今季、最下位となったチームを率いていくにあたって考えていることは?
「最下位には終わりましたが、非常にひたむきに戦える選手が揃っている、そして選手だけでなく、ファジアーノ岡山というクラブ、岡山という地域がプロサッカーチームのある喜び、また、いいチームにしていこうという多くの人々に支えられているし、そういう方々が運営されている。そういうクラブで指導できるということは、指導者として本当に喜びでありますから、最下位というのは僕にとっては関係がないですね。
1年間コーチとして仕事をさせていただいて、サポーターがファジアーノ岡山を、岡山という地域を愛されていることを感じたものですから、指導者として本当にありがたいオファーだと思いました」
Q:「ハードワークを厭わない戦い方」とは、具体的には。どういうことをベースに、監督なりに作っていこうとお考えですか?
「どんな好きなサッカーかと言われれば、今、世界ではバルセロナのサッカーが好きですが、じゃあバルセロナのサッカーをするかっていうと、全く違う話ですよね。ハードワークしながら、チームのために動きながら、もっと高いレベルで出来るようにという方法論は、僕が持っているものどうのというより、選手と一緒に探るものだと考えています。今ここで、こういうふうに攻撃的に、とか守備的に、と言ってしまうのは時期尚早かなと思います」
Q:今季は、対戦相手の監督から「サポーターに圧倒された」という話がありましたが、サポーターについて。
「特徴的な試合はいくつかあるかと思いますが、1年目にしてこれだけの雰囲気が出来た、作り上げたというのは、本当に素晴らしいと思います。ピッチ上では選手たちは戦うんですが、スタンドからのパワーと選手が一体となって、大きな力を生み出す試合がいくつも出来たと思うんですね。これはそれほど多くのチームが出来ることじゃないと思うんです。これは皆さんからパワーをいただいて、選手が持てるパワーを何割増しかで出せたっていうのは、感激しました。来季も力となっていただけるよう、努力したいですし、その結果、さらに応援してもらえる相乗関係が築ければ嬉しいです」
Q:ヘッドコーチとしての今季の総括、来季の影山体制での強化点は?
「サッカーには複合的な要素が含まれていますから、ここをこう、と言うのは難しいですし、これから分析を進めていこうと思っていますが、簡単に言うと最下位になった原因は、『点が取れずに、点を取られた』ということだと思うんですよね。ですから、もっと意図的にボールを奪い、相手の攻撃を防ぐこと、そこに関しては、複合的にいろいろなことをレベルアップしなければいけないと思います。個人であったり、グループでのコンセプト理解、サッカー選手・チームとして全般的にレベルを上げなければいけないと思います」
Q:(今後予想されるJ2とJFLの)入れ替え戦※にいかないことを前提としての戦い方は?
「降格がないので土台を作りましょう、ということは勝負の世界ですので僕としては言いたくないですし、1試合1試合勝つつもりでやりますし、その上で、優勝なり昇格を目指して戦いたいです。今季、最下位になった要因ですが、サッカーにマジックはないという意味で、繰り返しになりますが、サッカー全般においてレベルを上げていくことが、僕の大きな仕事のひとつだと思っています」
※J2リーグの将来像を決定(Jリーグ公式サイト)
Q:監督として1年目の目標は?
「ベスト3とか10位以内とか、具体的なことを言う必要はないと思っています。1試合1試合を全力で戦うこと、この新しいチームとしてチャレンジ出来ること、選手に全力を出させることがもっとも大事なのかなと思っています」
Q:今季、ヘッドコーチとして認識していた課題は?
「やはり失点が多かったですね。ハードワークを厭わないということは理解して、身体に染みつくくらいになっているんですが、それを手抜きしていたわけではないのに失点してしまう。それは何かが足りなかった。守備の選手だけじゃなく、前線からか、最後の粘りか、ということを検証して、まずはリーグ戦を戦う上で、失点をなくすことが大事だと思っています」
Q:サポーターへ、「ここは絶対やるぞ」という、来季のポイントを教えてください。
「ひたむきに最後まで戦うという姿勢が浸透している、これを踏まえたうえで、さらに集団としてのサッカースタイルを築ければと思います。それは攻守においてですね。全員でどのように意図的に奪うか、集団でどのように点を奪うかを築いていけたらと思います」
Q:補強のポイントは。
「現在進行形です。まずファジアーノで戦うにふさわしい人間を選んで、そこから方向付けをしていってもいいのかなと思います」
以上













