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【いばらきサッカーフェスティバル2010 水戸 vs 鹿島】レポート:茨城雪中大熱戦!大迫をはじめ、若手の活躍で鹿島が6年連続勝利。水戸もきらめく中盤力を見せた。(10.02.14)

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2月13日(土) いばらきサッカーフェスティバル2010
水戸 0 - 2 鹿島 (14:06/Ksスタ/8,518人)
得点者:79' 大迫勇也(鹿島)、89' 遠藤康(鹿島)
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公式記録では気温1.9度。雪がそぼ降る中で行われた「いばらきサッカーフェスティバル2010」。今年で6回目を迎えたこの試合だったが、「いつもはコテンパンにやられて王者の壁を感じたけど、今回はある程度(対等に)できた」と水戸GK本間幸司が語ったように、過去にない接戦となった。

まず、この試合で目についたのが、水戸のチーム作りの順調さだ。荒田智之や高崎寛之ら昨季の主力がチームを去ったことでチーム力低下が懸念されたが、それを否定する内容を見せた。今季の水戸を支えているのは、中盤力である。特に大橋正博の存在は際立っている。この日、水戸が採用したシステムは4−5−1。トップ下に大橋が入り、機動力のある攻撃陣を操るためのシステム。「今のメンバーの特徴を考えると今日の並びが力を出しやすい。大橋のよさを引き出す上でこの形が合っている」と木山隆之監督が話すように、大橋の優れたパスセンスを生かす形が今季の水戸のスタイルなのである。

序盤から水戸の目指す形が機能した。果敢にプレスをかけ、ボールを奪えば、大橋にボールを集める。そして、そこから相手の急所をえぐるスルーパスを送り、白谷建人、小池純輝、遠藤敬佑がゴール前に飛び込む。9分には大橋のサイドチェンジからチャンスを作り、そして42分にはDF作田裕次からボールを引き出した大橋が相手をひきつけて、スルーパス。完全にDFの裏を突いた小池がGKをかわしてシュートを放つものの、惜しくもゴールポストに嫌われる。ゴールこそ奪えなかったが、完成度の高いパスサッカーを披露し、前半は王者相手に一歩も引かない展開を繰り広げた。

 しかし、後半、流れが一変する。鹿島は動きが重かった主力組に変え、若手主体に切り替えると、全体的に躍動感が生まれ、積極的なプレスをかけるようになる。すると、水戸のパスが通らなくなり、主導権は鹿島に移ることとなった。この試合においての鹿島のテーマの1つとして若手の活躍が挙げられる。代表組4人、けがの本山雅志、そして新外国籍選手2人を欠いた中での試合ということで、多くの若手にチャンスが与えられることとなった。JリーグとACLの二兎を追う鹿島にとって、選手層の厚さは必要不可欠。彼らの活躍に今季の命運がかかっていると言っても過言ではない。その点で、後半に見せた鹿島のサッカーは希望を抱かせるものであった。

なかでも大迫勇也の好調ぶりは心強い。11日のホンダロック戦でも抜群の存在感を発揮してゴールを奪っている若きストライカー。この試合においても後半開始から投入されると、前線で切れのある動きを見せ、水戸守備陣を翻弄した。そして79分、相手DFからボールを奪った大迫が自らゴール前に切り込み、DF3人をかわしてシュート。見事ゴールに突き刺し、貴重な先制点を挙げてみせた。また、大迫以外にも船山祐二や宮崎智彦など後半に投入された選手が持ち味を発揮。先制点後も猛攻を見せると、後半ロスタイムには水戸CK時に水戸GK本間が鹿島ゴール前まで上がった隙を、カウンターから飛び出した遠藤康が約60mの超ロングシュートを無人のゴールに決め、追加点を奪った。この日、先発に抜擢された21歳の遠藤をはじめ若手の活躍により、鹿島が勝利をおさめた。

水戸は昇格争い、そして鹿島は前人未到のリーグ4連覇とアジア制覇というともに昨季以上の高い壁に挑む今季。まだ完成形とはほど遠いが、第一歩としては手ごたえを感じさせたゲームとなったことは間違いない。

今年もまた茨城にホットな1年がやってくる。

以上

2010.02.14 Reported by 佐藤拓也
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