3月6日(土)J1 第1節 G大阪 vs 名古屋(19:00KICK OFF/万博)
スカパー!生中継 Ch183 18:50〜(解説:本並健治、実況:中邨雄二、リポーター:高野純一)
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2010年、Jリーグが幕をあける。
G大阪はAFCチャンピオンズリーグ・水原戦とFUJI XEROX SUPER CUP・鹿島戦という2試合の公式戦を戦っているため、既に『開幕』しているイメージも強いが「万博で戦うのは今季初めてやし、やっぱり開幕は開幕やから。特別な感じはしている」とDF安田理大。G大阪にとっての昨年のJ1は、前半戦で取りこぼしが多かったことが最終的に終盤戦の優勝争いの足かせになっただけに、その同じ轍を踏まないためにも、また、今季の目標の1つである『Jリーグ』制覇に向かって着実に歩みを進めていくためにも、しっかりとスタートダッシュを図りたいところ。今季の開幕にあたっての選手たちの声を聞いていても、『タイトル』への思いが強く伝わってくる。
「J1リーグ戦は1年を通しての結果が求められるし、国内で最も獲るのが難しい大会。だからこそ、絶対に今年こそ獲りたいと思っている(キャプテン・MF明神智和)」
その初戦の相手は、名古屋。今年元日の天皇杯決勝で対決し、4−1と圧勝しているだけにいいイメージをもって試合に入れそうだが、J1リーグ戦では昨年の2戦2敗を含め、08年の第10節を最後に勝利がない。しかも記憶に新しい昨季第23節の金沢でのホーム戦では、前半のうちに2−0とリードしながら、後半に追いつかれたあげく、ロスタイムにもMFマギヌンにゴールを許しまさかの逆転負けを喫するなど、ダメージの残る結果となっている。それゆえ「去年のリーグ戦では2度とも負けてしまっているので、その借りを返すためにも、ホームでしっかりと叩きたい」とGK藤ヶ谷陽介。また前述のMF明神は「天皇杯でのいいイメージを全て消して試合に入る必要はないけれど、メンバーも多少変わっていますから。いいイメージは頭に置きながらも、目の前の名古屋をしっかり見て、頭と身体でしっかり整理しながら戦えればいいと思う」と話す。
その中で、G大阪が警戒するのはやはり名古屋の『高さ』だ。昨年の名古屋を見ての通り、194センチの長身を武器にしたFWケネディの前線での高さはやはり圧巻だし、それに加えて今季は新加入のDF田中マルクス闘莉王もセットプレー時には間違いなく顔を出してくる。また、彼ら以外にもシャドーストライカーのFW玉田圭司、MF金崎夢生がワイド目のポジションからアタッキングゾーンに飛び込んでくるのも脅威だし、MF小川佳純やMF吉村圭司らが自由に前線に顔を出せるような展開になれば、間違いなく名古屋は勢いを増すだろう。G大阪としては、いかにその名古屋の攻撃力をおさえながら、自らのスタイルであるパスを繋ぎながら縦に速い攻撃でいかにゴールを陥れられるか。また、プレシーズンマッチ等を見る限り、チーム完成度という点ではまだまだこれから、といった印象の名古屋だが「一人一人の個々の精度という部分では間違いなく高いだけに、彼らを孤立させていくようなプレーが求められる」と西野朗監督は言う。実際、彼らにボールが渡ってしまえば、個で突破できる能力は十分兼ね備えている選手がそろう名古屋だけに、その攻撃の起点は確実に摘み取っていくことが必要となるだろう。
「シャドーストライカーの玉田さんと夢生がずっとワイド目に張っている感じなのでサイドバックとしては付きにくいですが、絞り過ぎても、行き過ぎてもフリーで突っかけられることになると思いますから。そこはしっかりポジショニングを全体で考えながら、スタイルを出させないようにしたいし、その上で自分たちのスタイルで戦えればと思う(DF安田理大)」
両者の過去の対戦成績はG大阪が22勝2分16敗と勝ち越し。現在も所属する両チームの選手の中で、同カードで最もゴールを挙げているのは、5ゴールのG大阪MF遠藤保仁だ。そのMF遠藤がまたしても名古屋のゴールネットを揺らすのか。名古屋期待の新戦力たちが輝きをみせるのか。『組織』としての完成度が高いG大阪がホームで初勝利を掴むのか。名古屋の『個』の力が近年の相性のよさを見せつけ、アウェイで勝利を引き寄せるのか。開幕にふさわしい、目が離せない熱い90分を期待している。
以上
2010.03.05 Reported by 高村美砂
J’s GOALニュース
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