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【AFCチャンピオンズリーグ2010 G大阪 vs SAFFC】西野 朗監督(G大阪)記者会見コメント(10.03.31)

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3月31日(水) AFCチャンピオンズリーグ2010
G大阪 3 - 0 SAFFC (18:59/万博/7,526人)
得点者:28' 安田理大(G大阪)、55' 平井将生(G大阪)、90+3' ゼ カルロス(G大阪)
ホームゲームチケット情報 | 決勝戦は11月13日(土)に国立競技場で開催!
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●西野 朗監督(G大阪):

「一つの大きな目標は達成したと思います。勝ってポイント3をとれたので、その目的はしっかり達成出来たのでそれは非常に良かったと思います。プラス、試合内容はこういう流れは想定できた。その中でいかにフィニッシュをとるか。今、オフェンスの中でコンスタントに点が獲れないので、いろんなオプションを考えて、そこで連続して全体が連動してやることはできた。ただ最後を決め切れないのは相変わらずの課題。そのうち入るだろうとか、漠然とシュートをうつとか、漠然と攻撃をしているような映り方をしたので、かなりハーフタイムには厳しく伝えましたが、今日のような迫力のない攻撃であれば、Jリーグではなかなかまだ通用していかないんじゃないかと思っている。
今大事なところは、全体ではしっかり捉えているが、もっと厳しい中で対応していかないと。特に2トップにはどういう形で点が獲れるのか、というところを、どういう形になれば、とれるのかをハーフタイムに伝えて、簡単にとれないから、リアクションを高めたり、動き出しを早めたり、前がつぶれたり、いろんなことをもっともっと自分でスタイルを引き出すような動きをしてくれと伝えていた。
活性化は少し…ジェジンや平井もそういう動き出しの回数は増えて来たが、まだまだ足りない。
大きな目標の達成はしましたが、なんとなく内容の割には得点が入らなかった試合だったと思う。満足は自分自身はしていない。選手もそうだと思います」

Q:平井選手が公式戦3戦連続ゴール。試合前にプレッシャーかけたか?
「個人的にはいろいろアプローチしているし、シンガポールから2試合取れているというだけで、あまり高い評価はしていない。これから続けていかないといけないし、もっとどん欲に、もっとどん欲ということを本気でもっと考えて欲しい。もっとパフォーマンスを上げてもらいたいと思います」

Q:遠藤選手が欠場。若い選手が結果を出して勢いづく面はあるか?
「そうでなきゃいけないと思う。勝ったという中で次に繋げられる部分もたくさんあるし、ただ、ACLの今日のような対戦相手とJリーグの相手はまた違うし、違うアプローチをしていかないといけない。そういう中でも繋がる試合はしないといけないし、まだまだ課題は感じたが、点が獲れないという今年を全員で捉えていかないといけない。
今は、オフェンスのキャスティングにしてもオプションがたくさんあるわけじゃない。そういう中で継続してやっている選手に関しては、いろいろなアイデア、イマジネーションをもって、パフォーマンスを変えていかないといけない部分もあるし、プラスアルファの部分も必要だと思う。以前ならこれくらいでとれたということが、今は穫れない。今はガンバに対する対応が厳しいですから、そこを超えないといけない。そこを今、チームとしてもがきながらいろんなアプローチをしてやっている。
ただ初めてホームで勝ったという全体的なプラスはあるかもしれないが、まだまだガンバにプレッシャーはかかっていると思う」

Q:遠藤選手がいない中で佐々木選手らが存在感を示しましたが。
「パサーが多い中で、佐々木のように局面を優位にできる、突破力のある選手が入ってきたり、平井のように抜け出ていくタイプは、今、スピードが足りないですから。どのチームからも、スピードを上げさせてもらえないという状況を、ガンバには与えられてるので、佐々木が入るとまた違うものが出たり、橋本もポジションを落とした中で長い距離を動いて、変化を作れていた。二川もパス選択をできる状況が増えていたし、ラインを超えて行く選手が増えている。そのへんの流れ自体は良かったと思う」

Q:チョジェジンがゴールを獲れない理由をどう考えるか?ゼの評価は?
「点を獲ったからゼがということではなく、チョジェジンに関しては拘っていますね、今年は。期待しているところも僕の中で高いので。
ポストプレー、シュートの技術とか…ただ腕の状態が良くないのかバランスがちょっと悪いのかなとは感じていますが、今日も拘って最後まで引っ張りたいなと思っていた部分はあった。点を獲るまでと思っていた部分もあったくらいです。
やっぱりボックスの中に入って行くジェジンが少ないのと、相手のゴールに身体が向いてプレーしてるジェジンが少ない。よってシュートチャンスがない。常にターゲットとして背を向けて受けて、そのあとのセカンドアクションが少し足りないとか、スピードがないとか、振り切る力がないとか、クロスボールに迫力もって飛び込んで行く感じが足りない。それよりスタンディングで(ボールを)受けていることが多い。ボックスの中で持ち味がなかなか出てこない。ポジショニングなのか動きなのか。動きもコンディションが悪いとは思わないが、連続して動けていないとか、ポジショニングが良くないとか、シュートの数も比較的、毎試合少なく感じる。それでも彼の持っているストライカーとしての資質をどっかで引き出したいと思いながら起用しているんですが」

Q:ホームで勝ちましたがどこが今後のACL突破のカギになる?
「もう1試合ホームでありますし、次の試合が勝ち上がれるプラス、トップ通過出来るか、重要な試合になってくると思う。そこで結果が出せればとは思っています。ただ、その時のチーム状態がどうかっていうのが、まだわからないので。ただはっきりしているのはチーム力を上げていかないと水原には苦しいと思う。次が大きな勝負ゲームになってくると思います」

以上
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