スカパー!生中継 Ch363 15:00〜(解説:金田喜稔、実況:佐藤文康、リポーター:杉山真也)
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現在3位の横浜F・マリノスと2位の清水エスパルスが激突する大一番。
この試合では『2人の王様』が脚光を浴びるだろう。横浜FMの中村俊輔、清水の小野伸二のことである。今年は両雄そろって、Jリーグに帰還。お互いすでに各々のチームで司令塔として君臨している。今回は華麗なテクニックの応酬、そしてFK対決が見られるに違いない。
中村は、今週水曜のヤマザキナビスコカップ・モンテディオ山形戦で、後半途中から出場。まだ体調面が万全ではないことから、先発入りを回避している。その日のプレーは、自分からあまり仕掛けず、中盤の舵取り役に専念しているようにも見えた。試合後には、「ここで勝つことで、また変わってくる。次が結構、ポイントになる」と、清水戦に向けてコメント。トリコロール軍団の『王様』は今回、本気で挑む。
片やオレンジ軍団の『王様』は、同じく水曜日の湘南ベルマーレ戦を欠場。ベンチにも入らなかった。だが、こちらも調整の色合いが濃い。湘南戦の記者会見で「横浜FM戦では小野、岡崎慎司、ボスナーは出られるのか?」という質問に対し、長谷川健太監督は「はい、戻れます」とキッパリ。小野もベストに近い状態でプレーしてくれそうだ。
両チームには、将棋でいう『飛車・角』的な実力者もいる。横浜FMで言えば、山瀬功治と渡邉千真だろう。特に、日本代表候補に選ばれたばかりの山瀬は、気分的にも乗っていそう。今回の会場となる日産スタジアムでは、第3節の川崎F戦で2ゴールを記録。同じ場所で、再爆発を目指す。
清水の『飛車・角』的な存在は、藤本淳吾と岡崎だと思われる。藤本は今季、3トップの右サイドに挑戦中。持ち味のキックの精度の高さを生かしたクロスやシュートで、小野とともに攻撃の起点になりたいところ。岡崎がリーグでの横浜FM戦で奪った得点は、07年に挙げた1得点のみ。だが、日本代表のエースとして、中澤佑二らが築く敵の壁を破りたい。
さらに、『王様』を狙う両チームの刺客にも注目を。それは、横浜FMのボランチ小椋祥平と清水のアンカー本田拓也だ。小椋は小野とのマッチアップに向けて、「パスコースを切ることと、前を向かせないことが大事。もし前を向かれても、いいパスを出させない距離感を保ちたい」と、対策を練る。その守備が小野に通用するかを見届けよう。
清水の本田は、今季からアンカーに定着。攻撃重視のチームにあって、ポジショニングの良さと粘り強い対人プレーで、中盤の守備をそつなくこなす。今年、清水がトライしている4−3−3システムは、彼なしには成り立たないと言っていいほどの貢献ぶり。『影の仕事人』が中村に襲いかかる。
小椋は、清水の印象を「小野選手が、うちの(中村)俊さんのようにタメを作る。他の選手も個の力がある。うちと似たチームなのでは」と言う。今回の一戦は、組織よりも個の戦いになりそうな予感。『個人戦』を制するのは果たしてどちらか!?
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2010.04.02 Reported by 小林智明(インサイド)
















