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【J2日記】福岡:自分を育ててくれた福岡のために(10.04.02)

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スカパー!ピッチレポーターでおなじみの森田みきさんと一緒に。Jリーガーとしての経験と、広い交流関係をベースにして築いた懐の広さは、評論活動1年目とは思えない明瞭簡潔なコメントを産み、早くもファン・サポーター、そしてメディアから高い評価を受けている。

「今までピッチで走り回っていたので不思議な感覚ですね。でも、またサッカーに携われる喜びを感じるし、サッカーの見方が変わって、より一層サッカーを楽しむことができているという実感があります」
そう話すのは中払大介氏。昨年までアビスパ福岡の選手としてプレーしていたが、引退を機に福岡でサッカーを語ることを仕事に選んだ。現在は、スカパー!のプレイヤー解説のほか、「夢空間スポーツ(福岡放送)」でのアビスパ福岡のコメンテーターや、西日本新聞紙上での試合解説などを中心に活動している。

「いろんな選手の癖や、選手たちの気持ちがわかるのは、去年まで現役選手だった自分ならではだと思うので、それを上手く表現して伝えられたらと思いますし、どうすればいいかと試行錯誤しながらやっていくのも楽しいですよ」
研究熱心で謙虚な姿勢は、同じメディアに籍を置く私にとっても勉強になることが多い。現役の時から競技の枠を飛び越えて様々なスポーツ選手との交流が広く、オフのたびに海外へサッカーを見に行くなど見聞を広めていたが、そうして得た懐の広さが、評論活動1年目とは思えない明瞭簡潔なコメントにつながっているのだろう。ファン・サポーターのみならず、メディアの間でも非常に評判がいい。

出身は静岡県。第2の人生の基盤を福岡に置く理由を次のように話す。
「福岡はプロサッカー選手としてスタートさせてくれた場所。福岡でアビスパに携わる仕事がしたいなと常々思っていました。それに、アビスパの人気が上がることや、アビスパのサッカーが良いものになっていくことに、自分が何かの形で関われればと思っていたので、福岡でこういう貴重な仕事をいただいて喋らせていただけていることに喜びと、日々の充実感を感じます」

さて、そうした思いが伝わったのか、アビスパ福岡はここまで3勝1敗。11得点2失点と好調なスタートを切った。そんなアビスパを中払氏はどう見ているのだろうか。
「僕がいなくなったので強くなったんじゃないですか(笑)。選手一人ひとりが生き生きとやっていますし、チームとしての完成度が高まってきたなと感じますね。去年のチームとは選手が変わっているにもかかわらず、去年のベースを引き継いで、そこにプラスアルファを積んできている。チームとしての完成度が高いなと感じています」

本音を言えば、キャンプ中のアビスパを見た段階ではチームの完成度に不安を抱えていたという。それが短期間のうちに完成度の高いチームになったことに、嬉しい驚きを感じているという。そして、チームに対して期待を込めて次のように話す。
「まだ4試合しか終わっていませんが、勝つことによっていろんな人が興味を持ってくれるはず。福岡ソフトバンクホークスだけではなく、アビスパ福岡も福岡のプロスポーツを担うひとつなので、これからもガンガン、いろんなところで頑張ってほしいですね。ここ何年か昇格争いが出来なかったので、今シーズンは昇格争いをして、今までとは違ったものを見せられれば福岡の町も盛り上がると思うし、それを僕も言葉でいろんな人に伝えられたらなと思います」
今後は、評論活動に加えてサッカーの普及にも力を入れる予定で、4月8日から、小学校3年生から6年生を対象に、スポルバ21新宮店でサッカー教室を始めることも決まっている。プロの技術と、そしてスポーツの楽しさを教えてくれるスクールに、是非、多くの人たちに参加してほしいと思う。

さて、福岡のメディアに中払大介という即戦力の大型新人(失礼)が加わったことは、クラブにとっても、地元メディアにとっても、これ以上ない刺激。そして、彼の評論は、アビスパ福岡の存在をより多くの人に知らしめてくれるはずで、アビスパ福岡でプレーした選手が、福岡でサッカーを広める活動をしてくれることで、アビスパ福岡は福岡の町により密着することになる。アビスパ福岡を愛し、福岡の町を愛する中払氏の第2の人生にエールを送りたい。

以上

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2010.04.02 Reported by 中倉一志
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