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【J1:第5節 新潟 vs 大宮】レポート:失点はしないが、得点もできず。新潟、大宮ともに現状のチーム力があらわに。(10.04.04)

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4月3日(土) 2010 J1リーグ戦 第5節
新潟 0 - 0 大宮 (15:05/東北電ス/24,529人)
スカパー!再放送 Ch181 4/6(火)17:00〜(解説:梅山修、実況:鈴木英門、リポーター:須山司)
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新潟と大宮は0-0で引き分けた。新潟は決定的な場面で得点できず、大宮は18本のシュートを放つも無得点。ともにチャンスを逃し続けた結果のスコアレスだった。

思わず天を仰いだ。後半38分、新潟は、マルシオ・リシャルデスのパスに反応した矢野貴章がディフェンスラインの裏に抜ける。ゴールキーパーと1対1。パスをダイレクトに左足で捕らえる。だが、昨季までのチームメート、大宮のGK北野貴之に右足1本で阻まれた。

シュート後、倒れこむようにして悔しがる矢野の姿が、新潟の苦闘を表現していた。ゴールが遠い。新潟はこれでヤマザキナビスコカップも含め、4試合連続無得点。この試合もシュートは7本。18本を放った大宮の半分以下に終わった。ゴール前まで攻め込むものの、最後の1本が打てない。シュート体勢に入る前にパスミス。または打てるタイミングでパスを選択と、怖さは与えられなかった。

「勢いを持って試合ができた」。試合の入りから攻撃的に臨んだことを、黒崎久志監督は評価した。同時に「やはり最後の部分で決めること。そこが足りなかった」と、深刻な決定力不足に険しい表情を見せた。

もっとも、「無得点だったが。今までにない手ごたえもあった」と本間勲が言うように、収穫もあった。

後半、システムを4-2-3-1から4-4-2に変更した。大島秀夫と矢野のツートップに、中盤はマルシオ・リシャルデスが右で、?永哲が左。前半、トップ下に位置して周囲を相手に囲まれ続けたマルシオ・リシャルデスが、サイドから内に切れ込んでスペースを作る。矢野はタテのスピードを生かして裏を狙い、3本のシュートを放った。
「後半にシステムを変えて、もう一度勢いをつけられた」。黒崎監督も選手の動きのよさを確認した。1トップでも2トップにしても、積み重ねてきたボールを奪って早く攻めるスタイルは同じ。それを表現する適した形が見えかけた。そこから得点を生み出すことが、きっかけの1つにもなる。

5試合を消化して勝点3。厳しい状況が続く。内田潤は「やってきたことを信じて、やり続けるだけ」。気持ちを奮いたたせるように言った。

大宮は収穫と課題がはっきりと出た。収穫はディフェンス。新潟のサイド攻撃に落ち着いて対処。いい形のクロスを上げさせず、中央できっちりと処理した。矢野、マルシオ・リシャルデスらの速さを、マトを中心にした最終ラインとボランチがしつこく張り付いて押さえ込んだ。「われわれは守備については、意識が高い」。張外龍監督も無失点を喜んだ。

一方で、攻撃面で課題を残した。18本のシュートを放ったがゴールネットを揺らせなかった。素早い攻守の切り替えからゴール前に迫ったが、相手守備の網にかかるようにクロス、ラストパスを刈り取られた。「クロスやシュートのタイミングを改善しないと」。張監督は攻撃力アップを次節までの修正点に挙げた。

下位に低迷するチーム同士が、勝つためには決定的な場面をものにしなければならないことを、あらためて思い知らされた。

以上

2010.04.04 Reported by 斎藤慎一郎(ニューズ・ライン)
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