「いいなあ、岡山チャント…」。岡山担当記者はしみじみ、そう思うのであります。それは、前節・大分戦(@大分銀行ドーム)でのエール交換の話を聞いたからです。
岡山サポーターはアウェイで、「もーもたろさん、ももたろさん。お腰につけた吉備団子、ひとつわたしにくださいな〜」という、桃太郎の童謡を、「おーかやまです、おかやまです。もっかい言うけどおかやまです〜」とチャントします。第6節、大分まで応援に駆けつけた約100人の岡山サポーターがキックオフ前、この桃太郎チャントを大合唱した時のこと。大分サポーターは、これを静かに聞いて、一瞬の静寂の後、大拍手をしてくれたそうです。岡山サポは、すかさずトリニータコールで返礼。すると大分サポ、「おーかやまさん、おかやまさん。お腰につけた勝点3、ぜんぶ私にくださいな」と返したそうです。「静かに聞いてくれたこと、大拍手をもらったこと、さすがにこの時は、かなり、ぐっと来ました」と、教えてくれたのは、岡山サポーター「くろきょん」さん。くろきょんさんによると、「大分サポさんは、私たちの桃太郎チャントのことを知っていて、前もって準備してくださっていたようです。こういうエール交換はやはりJ2ならではのものだから、大分にとっては8年ぶり。でも試合後に、大分の方から、8年ぶりに感動した、って言ってもらいました。今までも同期昇格組の富山戦や、北九州戦など、感動的なエール交換はあるけど、これもきっと忘れられないと思う」。
サポーターは試合内容や、結果を凌駕して余りある交流をゲームごとに積み重ねているのだな、と改めて感じました。さて、今週末は、初めての千葉戦です。岡山の影山雅永監督、間瀬秀一コーチをはじめ、野本安啓選手、竹田忠嗣選手、山中誠晃選手と、千葉に在籍した選手が多いこともあって、岡山にとって千葉は、勝手ながら非常に身近に感じられるチーム。このゲームの見どころのひとつは、間違いなく、岡山と千葉とのエール交換です。
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2010.04.16 Reported by 尾原千明













