5月22日（土） 2010 ヤマザキナビスコカップ
Ｆ東京 1 - 0 新潟　（14:00／駒沢／13,098人）
得点者：90'+4 大竹洋平（Ｆ東京）
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●本間勲選手（新潟）
「最後の最後のところでしっかり踏ん張って戦えていた。それが、本当に最後のところで隙を見せてしまった。改めて、厳しさを問われる試合だったと思います。たしかにボールを回せたかもしれませんが、それが相手にとって脅威になっていたかというと、そうではなかった。長いパスも少なかった。足元、足元でゴールに向かっていくパス回しはできなかった。若干運動量も少なかった。前線の選手を追い越していく選手も少なかったので、向こうも守りやすかったのかもしれない。ボールが回せても、ボールの取りどころが低くなってしまって後ろの選手も出て行けなかった。ボールを支配されて苦しかった。FC東京は、繋いでボランチを使いながら回してくるチームだと思ったので、逆にボランチのところでボールを奪えれば、DFラインとの勝負になる。そこでいかにボールを取れるかだと思っていた。前半は、多少ボールを奪っていい形ができたが、後半はそこでボールが奪えず、低い位置から攻撃がスタートするようになってしまった。相手のゴールも遠いですし、奪って素早く攻めるという形も出せなかった。確かに連勝は止まったが、試合もすぐにある。気持ちは切り替えて連勝のときのように戦いたい。だからこそ、次の試合が大事になる」

●大島秀夫選手（新潟）
「最後、パスを回されてしまって梶山とかがフリーになり始めていた。あれは危険なサインだった。相手も同じ条件だったし、やろうとしていることは多少質が落ちるかもしれないが同じだった。また水曜日にゲームがあるので、次に切り替えます。実際、ゴール前のチャンスは少なかった。細かいところでまだ合わないところがあった」

●平山相太選手（Ｆ東京）
「ペナの中で後ろを向いて受けることも意識していた。（キャプテンは）プロになって初めて。キャプテンマークは、もし無理だったら梶山に渡してくれって言われたけど『大丈夫ッス』って答えて受け取りました。みんなから頼りねぇって突っ込まれましたけどね。普段と変わらないように、プレーしようとしました。今日来てくれたサポーターのためにも勝って恩返しをしたいと思っていた」

●椋原健太選手（Ｆ東京）
「チョ・ヨンチョルは思ったほど、こなかった。最初のヘディングクリアできたのと、一本スピードできたのを抑えられたので、相手も嫌な印象をもったんだと思います。ファーストプレーは凄く意識しました。だから、有利に立てたので、問題なく抑えられていたと思います。正直、今日は無失点で終わることが一番大事だと思っていたので、早く終わってくれと思っていた。洋平はずっと苦しんでも、何も文句を言わずにやり続けた。俺も、かける言葉がなかった。だから、地道にやって結果を残すことは凄い。あいつのメンタルの強さだと思う。これで吹っ切れるんじゃないですか。だから今日は洋平に話を聞いてあげてください」

●大竹洋平選手（Ｆ東京）
「やってやろうと思っていた。最初、スローインを受けてペナの中に入ろうというイメージで仕掛けた。ライン際からえぐるというイメージ。ただ、相手がライン際のスペースを切ってきたので切り返して上手く抜けられた。シュートについては、足を振る時間がなかったし、コースが見えていたのでイメージどおりに蹴りました。シュートコースが見えたのは、調子がいい証。点を取った後、周りの選手が駆け寄ってきてくれなかったので、どう喜べばいいのか分からなかった。今日は反省もある。DFで一本切る方向を間違ってクロスを入れられた。もし、そこで失点していたならば、真逆の立場になっていた。クリアをしてくれたケンタ（椋原）もそうだし、無失点に抑えてくれた守備陣に感謝したい」

以上