7月25日(日) 2010 J1リーグ戦 第14節
川崎F 1 - 0 京都 (19:03/等々力/17,862人)
得点者:89' ジュニーニョ(川崎F)
スカパー!再放送 Ch308 7/25(日)深02:00〜
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●加藤久監督(京都):
「本当に競ったゲームで、1点差勝負となる展開でしたが、最後に我々が入れられて、こちらが入れることができなかった。技術的、戦術的な事よりも、精神的なこと、集中力だったり、あるいは月並みですが勝ちたい気持ちの強さというか、そういうところの差が1点と0点ということになったのかなと思います。本当にもったいないというか、沢山とは言いませんが、押し込んだ中でゴールを決めるチャンスはあったと思いますし、そういう中で決め切れない。最後はDFラインも集中力が一瞬欠けたところでジュニーニョの決定力を浴びてしまった。今日の試合、選手達は出し切ったと思いますが、ものすごく悔しさの残る試合だった。ともかく今は苦しい状態だが、それに打ち勝つだけの精神力をチーム全体がもう一度取り戻すというか身に付けていくことが一番のポイントかなと思います」
Q:宮吉選手のパフォーマンスについて
「17歳の選手としては十分な働きを見せてくれた。彼自身のプレーには100%満足しています。攻撃だけでなく、守備でも必要なこともやることができる選手。サンガにとっては将来中心となっていくでしょうし、彼のグラウンドで見せているプレーは十分満足できるものでした」
Q:今日の試合で3バックを採用した理由について
「フロンターレの並びはわかっていたので、それに対して、きちっとDFラインのバランスの取れる布陣ということで、中谷を外して森下を入れました。次の試合が中2日ということもあり、また中谷自身の体調の問題もありました。森下が入った時は4バックよりも3バックの方が安定感は保てるので(3バックにした)。バランスという意味では4バックでも3バックでも変わらない。最終ラインに森下が入ったということもひとつの要因です。後はサイドでジュニーニョやヴィトールがサイドに開いた時、1対1になるとやられると思ったので、近くでカバーに行ける選手を置きたかったという狙いもありました」
Q:10試合勝利がないが?監督の責任についても問われると思いますが?
「当然そういう結果に対する不満が出ているでしょうし、自分自身も今の結果に満足していない。その部分で自分の仕事が適切かどうか決めるのは自分の仕事ではない。それはクラブの役員会のメンバーが決めると思いますので。僕はサンガに今必要なことを十分に誠意をもってやっているつもりですし、ある部分の良さというか改善点もチームが示している部分もある。結果からみれば、サンガを応援してくれている皆さんが不満を持たれることは当然だと思いますし、それを否定するつもりはありません。自分自身は今やっていることを誠意をもってやっていくだけです。自分の仕事がいいかどうかは自分では判断しませんし、判断出来る立場でもありません。僕はベストを尽くしてやるだけです」
Q:集中力を欠いた部分(失点シーン)について。集中力という点において、(この質問をした記者が)現役時代の加藤監督に一番お世話になった部分なのだが、トレーニングでどのように鍛えていくのか?
「グラウンドの中に入ったら、僕らは白線の内側には入れない。気持ちの強さとか忍耐力は、このチームが抱えている一番のウィークポイントだと思っています。その部分はある意味、パーソナリティ、育った環境というか、サッカーの今までのサンガに来るまでの経歴とか。自分に対して持っているイメージがあります。自分から見れば歯がゆいが、それは人間の本質的な部分ですから。それを怒ったことで(気持ちの強さとか忍耐力が)出てくるかといえば難しいと思うし、これは本当に根気というか、自分が一番我慢をしている部分であることは確かです。戦術的にあるいは技術的なことを修正していくということ、練習で発揮できても、アウェイの大観衆の中のような本番になった時、緊張感などに押されて発揮できないというか。今日もジュニーニョが入った時に、ジュニーニョを怖がってしまった部分があった。そういう部分を鍛えていくということは、人間の本質を変える作業でもある。本当に難しいし、このクラブの一番の難しさというのは、そこにあると自分では思っています。ただ、自分はそれを引き受けてやっていますし、選手をもっとたくましい、そういう選手になって欲しいと思っていますし、歯がゆい気持ちを押し殺すというか、そういう毎日でもあるので、我慢するしかないと思っています。そこが変われば、今の勝点で終わっていないと思う。もちろんいろいろな見方はあると思いますが。そこは自分でも難しいと思っている部分です」
以上
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