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【J1:第15節 大宮 vs 横浜FM】プレビュー:早期に連敗ストップしたい大宮。7位・横浜FMをホームに迎える(10.07.28)

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7月28日(水)J1 第15節 大宮 vs 横浜FM(19:00KICK OFF/NACKチケット販売はこちら
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大宮が降格圏から抜け出せずにいる。このところは最下位でこそないものの、16位、17位を推移。残留圏内である15位以上に位置していた時期を探すと第9節までさかのぼらなくてはならない。第9節といえば、鈴木淳新体制のお披露目の京都戦。今季リーグ戦での2勝目をあげ、なにやら明るい兆しを感じた、あの日のことだ。それ以降、またも苦しみの時期に突入。中断期間が明けても1分2敗、という状況だ。どうにかして連敗をストップさせたいし、ホームでこれ以上負けたくないと選手たちは口々に言う。そして周囲もそう望んでいる。

でも、もしかしたら、この苦しい時期は産みの苦しみとでもいおうか、大宮のサッカーの質を向上させるために必要な期間だったと後々振り返ることができる、かもしれない。
例えば敗れはしたものの、前節神戸戦。ハーフタイムの修正により、後半は内容がぐっと上向いた。「ボールの動かし方や守備も全く悪くなかっただけに、それが前半からできれば、という思いが強いです」と鈴木監督が振り返るように、選手とベンチとが一体となり、同じ方向を向くことが出来ているというのが、今の大宮の強みであり、これまでと違うところだ。だからこそ「なんかちょっときっかけがあれば。良いサッカーができているという実感があるから」と坪内秀介が話しているのだが、スタメン、サブを含めて全体に同じ意識が浸透しているところにも変化は感じられるのだ。

さて、第15節だが、大宮は中2日で、対する横浜FMは中3日で迎える。しかも大宮はアウェイ神戸戦から移動をはさんでの中2日、対する横浜FMは前節ホームで今節アウェイとはいえ、横浜から大宮という至近距離だ。コンディション面においては確実に横浜FMに分がある。
だが、それさえポジティブにとらえていかなくてはいけない。神戸戦の翌日、「中2日なので、負け方を気にしている時間さえないのは逆に良いことかも。次に向けて切り替えることが出来る。余計なことは考えずに次に向かいたい」と指揮官は話している。また、藤本主税は「もう負けられないのだから、悩まず次へいける。絶対勝ちます」と言い切っている。開き直りで、思い切って出せる力はすべて出して欲しい。

その横浜FMについて「個の能力が高い選手が多く、代表選手や代表経験者もいるし、若い選手もいる。その個に屈しないこと」と鈴木監督は表現している。ワールドカップから帰国し存在感を見せるベテランたち、17歳という超若手、そして気鋭の20代前半と年齢構成のバランスもよく、のびのびと攻撃的なサッカーをしている印象がある。勢いに乗せたくない、そんなチームだ。
大宮は、神戸戦の立ち上がりのように中途半端な守備をし、甘さを出してしまうとたちまちそこを突かれてしまう。また、今の大宮は早い時間帯に失点してしまうと下を向いてしまいがちな面も見られる。立ち上がりはまずはセーフティに、隙をみて攻撃を、という入り方になるだろう。「ボールを動かしてくるから、こちらがバランスを崩さないこと」(鈴木監督)ということが、守備のポイントとなるだろう。「若手でも誰でも、声をしっかり出して」(坪内)しっかり、意思統一して望みたい。前節で負傷したCB深谷友基は、今節は欠場の方向。そこで、前節出場した福田俊介、もしくは坪内ということになりそうだが「いいんです。誰が出ても。まずは勝てば」と当事者である坪内は話している。まず勝つこと、それが大宮にとってこの試合の最重要課題だ。

この試合を終えれば、また中2日で今度はさいたまダービーが待っている。ホーム扱いではないが、間違いなく重要な試合。そこにつなげるためにも、どうにかして手ごたえ、そして結果を手に入れたい大切な試合だ。

以上
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