富山は前節の岐阜戦に勝ち、中断明けは2勝1敗と白星が先行した。現在は勝点19の17位だが、同23−19でひしめく10−16位グループに接近。楚輪博監督は「ここが勝負どころ。勝てば目の前が開ける」と今節・大分戦の勝利にこだわりをみせている。
第5・6節以来の連勝を目指し、開幕から8連敗と苦しんだアウェイでの連勝もかかっている。今季は逆転負けの多さ(5試合)も低迷の象徴になっていたが、リーグ再開後の第18節・愛媛戦、前節といずれも終盤に粘りをみせて逆転勝ちした。DF西野誠選手は「昨年の調子のよかったころのように、失点しても気落ちすることなく『まだまだこれから』という雰囲気で戦えるようになってきた」と話す。苦しめられた2つのジンクスから解き放たれ、選手は自信を取り戻しつつある。
西野選手の言う「昨年の調子のよかったころ」というのは夏場のことを指す。昨季は7月が3勝2分1敗、8月も3勝2分1敗。今年も富山の季節にしたいところだ。
Jリーグ2年目にして大分に初めて乗り込む。大分県出身の堤健吾選手、木本敬介選手がおり、地元での試合を楽しみにしている。堤選手は両親が大分市出身で自身も3歳の時まで暮らした。親類も多く、お盆などに里帰りしていた思い出の地。「最近はなかなか帰ることができなかったので元気な姿をみせたい」と話す。日田市出身の木本選手は現大分銀行ドームで2002年日韓W杯のイタリア−メキシコ戦など2試合を観戦したという。「あのスタジアムで、トリニティ時代から知っているチームと対戦できる。うれしいし、楽しみにしている。(今季初ゴールを挙げた)前節のように記録を残して勝ちたい」と話していた。
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2010.08.07 Reported by 赤壁逸朗
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