10月23日（土） 2010 J1リーグ戦 第27節
Ｆ東京 1 - 1 新潟　（15:05／味スタ／23,074人）
得点者：45' マルシオリシャルデス（新潟）、61' 梶山陽平（Ｆ東京）
スカパー！再放送 Ch181 10/26（火）後09:00〜
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●大熊清監督（Ｆ東京）：

「多少の自滅的なパスで自分たちの首を絞めているところはあります。ただ、全体的な運動量は90分間、攻守で続くようになってきたと思います。それと、失点の場面は、サッカーにおける本質的な部分が問われるペナルティエリア周りや、ディフェンス・サード近くで崩されたわけではなく、自滅的な部分があると思います。もう一度、チームとして確認しあっていきたいと思います。選手は頑張っているので、初戦のつもり残り試合を戦っていきたいと思います」

Q:後半勢いが出てきたが、途中で石川選手から松下選手の交代によって勢いが削がれたように思いますが。
「松下は、ボランチで使ったりもしていますが、本来のポジションはあのポジションです。ナオが決め切れなかったり、運動量が落ちたから交代させたというわけではありません。登録18選手の総力を上げるという狙いがありました。ナオが悪いというわけではなく、松下のクロスの精度に期待する部分もありましたし、フレッシュな選手を入れてさらに圧力をかけたいと思っていました。そういう意味では、使った選手、大竹も含めて今後は考えていかないといけない。ただ、残りのシーズンは11人だけでは戦い抜けない。後から入った選手の検証と、強化ということもやっていかないといけないと痛感しました」

Q:今日の試合についての課題は？
「運動量が出てきている。運動量が増したことで、個性や相手の嫌がる仕事が90分を通した中で増えてきていると思います。ただ、以前もいいましたが、平山やナオが外したという個人的な決定力という言葉で片付けず、あくまでもチームで攻守を頑張っていくことを継続していきたい。そういう意味では、ゴールはみんなで生み出すという気持ちで残りの試合をやっていきたいと思います」

Q:監督就任当初は、平山選手へのロングボールを入れる場面が多かったが、今日の試合ではむしろ平山がじれて下がってしまう場面が多かったと思いますが？
「ジレンマもありますが、ボールの回る回数は私の就任以前よりも数は増えています。梶山が入ったことによって繋ぐ数が増えたことで相手は引きます。そこで相手への脅威を考えなければいけない。縦パス、ハイボールも含めて相手の嫌な仕事を継続するという意味でも、その指摘は検証していかなければいけないと思います。それと、孤立する場面もあるので、時間をかけることを避けるという意味ではなるべく、相手のゴール前で嫌な仕事をするということは徹底したいと思います」

以上