■次回のホームゲーム
11月14日(日)J1 第30節 仙台 vs 磐田(17:00KICK OFF/ユアスタ)
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Q:どういう理由で引退を決断したのかと、発表された今の心境は?
「自分で考えて決めました。クラブ側ともいろいろ相談はしましたが。ただ、まだあと1か月、6試合が残っていますし、まだ残留という目標も達成しておらず、すごく大事な時期なので、まずはそこにしっかり集中して、その後でもう一度(引退の)ご報告をしたいなと思います。一応、皆さんにはお伝えできればと思って、先に発表しました」
Q:毎年「1年1年のシーズンを…」というお話をされていましたが、今年引退を決意した、大きな理由とは?
「たくさんあります。自分の身体の部分で、うまくいかないところもたくさん出てきたりとか、もちろんそれは僕だけの問題ではないですけど。チームとしても本当に成熟してきたと感じられるようになったので、いろんな意味で、今年がいいかなと思いました」
Q:この後もリーグ戦は残っていますが、あえてこの時期に発表した理由は?
「ただ単に、終わってからいきなりだと、皆さんもわかってはいても驚かれるかもしれませんし、あとは昔から本当に僕のことを応援してくれている方に、きちんと報告したかった。残り試合もある中で、まだ見に来られるチャンスもあると思います。そういったところで、僕もプレーできればうれしく思う、そういう思いもありました」
Q:今日も練習に来ていたサポーターに、何か声をかけていましたが?
「でも、こういう話は出ていたから、そんなに驚いていなかったんじゃないかと思いますね。普通通り、たくさん来てくれていたのだと思います」
Q:そうしたサポーターの思いを感じながらの引退だと思いますが?
「そんなこと…寂しいですね、そんなこと言われると。でも僕を育ててくれた仙台というチームと、街のみんなには、本当に感謝しています。今後どういう形になるのかは未定ですけど、なんらかの形で、少しずつでもお礼をしていけたらと思っています」
Q:引退を決断した、具体的な時期は?
「本当は今年の頭、今シーズンが始まる時、シーズンに臨むに当たって『最後にしよう』と、自分では覚悟を決めていました。いきなり今シーズンが始まるって時に、僕が『最後のシーズンだよ』ってことを発表して臨むのも考えたんですけど、これから1年間やっていくのにそれもどうかなというのもあって。その辺もクラブ側とはいろいろ相談させてもらい、本当はシーズン中断くらいでタイミングを見てという話だったんです。でも、なかなかあの成績とうまくいかない時期が続いてしまって、ちょっと遅れましたけど今の時期になりました」
Q:JFL、ブランメル仙台の時からの選手ですし、今後残留争いの中で、後輩たちに教えていくことや時間もあるかと思いますが?
「もう何もないですよ、本当に。今は十分、みんなもやってくれているので。僕のことで、みんなの輪を乱すこともしたくないですし、今は本当にあと1か月の試合をしっかり戦って、残留という目標と、最後まで戦って1つでも上の順位に行くというその目標を達成したら…その時が本当にお別れなんでしょうけど、その時はその時で、また改めて、きちんとみんなにも挨拶したいと思います」
Q:まだこれから試合がありますが、今までの経験で、一番思い出に残っていることは?
「去年、ああいう形で優勝した、そのメンバーがほとんど残って、J1の舞台で初めてのチャレンジも多かった。若い選手や初めてJ1を経験する選手も臆することなくプレーしてくれたことが、自分にとってもすごくうれしかったですし、これからの仙台の未来を想像できる感じになった。全ての試合を、そういうふうに見ていました」
Q:今後の具体的なことは考えていないということですが、少しでも予定などは?
「どうしようかなって。なんかないですか?(笑)。いや本当に、今はまだ僕は(クラブに)籍がありますし、まだ今シーズンは何もなしえていないので、最低の条件として結果は残して去らなくてはいけないと思っています。まずは目の前のこと、あと1か月…あと1か月というと、なんか寂しいですね。あと1か月しかないので、そこまでは走っていこうかなと。その後はその時考えます」
Q:改めて、引退を発表した心境は?
「いや、変わらないです。寂しいなって気持ちはありますけど。僕がいなくなったことで、そんな大きな変化はないと思います。さらに仙台が良くなってくれることを願っています」
Q:残留という結果で今季を終えるためにも、次節の神戸戦は大きな試合になると思いますが?
「そうですね。次は本当に大事な戦いなので、この(引退の)話は、とりあえず今日でみなさん締めてください。明日からは本当に試合モードにしていきたいです。そういう意味もあって、週明けに発表させていただいたので。みんなにもこのことをあまり引きずってほしくはないし、まずは目の前の試合をしっかりと勝っていく。次も大きな一戦になります。神戸のホームですし、だいぶ意気上がっていると思うので間違いなく厳しい戦いになると思います。うちも、それは覚悟してやらなくてはいけないです」
Q:監督や周りの選手から、引退発表について何か言われましたか?
「いや、特に。僕からは『最後にリーグでしっかりと結果を出して、15年のサッカー人生の最後は、笑って終わりたい』という話をしました。みんなもそれをわかってくれたと思います」
Q:地元である仙台で選手生活を始めて、15年間という選手生活を全うできるということに対して、選手の立場としてどのような気持ちですか?
「サッカー選手として、Jリーグの中でも本当に数少ない、地元出身として地元でプレーし、しかもこれだけ長く同じチームでプレーしているというのは、最高に幸せなこと。僕は本当に、15年を振り返っても、指導者もそうですし、チームメイトもそうですが、周りの環境にすごく恵まれていたなと、振り返って思います」
Q:「まだ今シーズンは何もなしえていない」という言葉がありましたが、この15年間を振り返って、やり残したことは、この後J1残留を決めることだけでしょうか? 周りからは「まだ頑張れるのでは」という声も多くあったかと思いますが?
「未来の仙台に希望を感じたので、それが(引退を決めた)一番の理由です。僕としては、地元で、自分で引退を決意して決められる選手は、サッカー選手の中でも少ないと思う。そういう意味ではすごく幸せだと思います…。(しばらくの沈黙の後)なんでしょうね、難しいな。たぶん、来年以降の仙台は、もっと強くなっていくんじゃないかと、本当にそう思うんですね。そうあってもらわないと困るんですけど。そうなることを信じて、そのために自分で引きます」
(取材場から去る際に)
「…(雰囲気が)暗いっすよ?(笑)」
(代表質問を担当した在仙局のアナウンサー)「明るくできないよ」
以上













