11月23日（火） 2010 J2リーグ戦 第36節
柏 2 - 0 横浜FC　（19:34／柏／8,415人）
得点者：19' 藏川洋平（柏）、72' 田中順也（柏）
スカパー！再放送 Ch183 11/26（金）前05:00〜
試合速報一覧 | クラブサポーター対抗totoリーグ | Jリーグ中継に関するアンケート実施中
☆J2シーズン表彰　投票受付中！！
----------
●近藤直也選手（柏）：
「カイオが動き回っていたのでやりづらかった。難波の運動量も多かったので、横の受け渡しとボランチとの縦の受け渡しに気を使った。悪い時間帯もあってハーフタイムにネルシーニョから修正があった。向こうもポゼッションしてきてうちらが後手に回って、サイドからクロスを上げられて。うちは４−２−２−２だからサイドのところが空く。ああいう時間帯はサイドが開いて４−２−３−１のようにしてもいいのかなと思う。でも後半はカウンターからチャンスもできた。優勝したことは嬉しいです」

●田中順也選手（柏）：
「相手のサイドバックを見ろという指示でワイドに開きました。でもホベルトがサイドに来て１人多くなってしまうので、もっと寄せろとベンチから指示が出た。今日は点を取っただけ。でも優勝を決めた試合で点を取れたのが唯一の救いです」

●小林祐三選手（柏）：
「今日は優勝を義務付けられていた中だったので、とりあえずホッとしました。ホームのたくさんのサポーターの前で、去年はサポーターに辛い思いをさせてしまったので、ちょっとは恩返しができたと思う。今年は選手の意思統一を感じた。他のチームにも良い選手はいるし、僕らも勝てなくなった時期があったけどそこで持ち直せるか、それができたのが優勝につながったと思う。でもJ2での優勝なので、（天皇杯４回戦の）ガンバには勝てなかった。９０分では１−１だったかもしれないが、１２０分で４−１で負けていることは確か。期待を持つのはいいけど、ちょっと走って、昇格と優勝を決めただけで満足してはいけない」

●栗澤僚一選手（柏）：
「今日はまず守備から入った。カイオ、ホベルト、相手のキーになる選手をバラ（茨田）、レアンドロ、タニ（大谷）がよく抑えてくれた。中盤がボールを奪って良い攻撃ができた。危ない場面は前半の難波のヘディングだけだったと思う。それ以外はみんなディフェンスの意識が高かった。ハーフタイムには守備のことより攻撃ではもっとつなげと指示があった。１−０で勝っているので相手が出てくる。そうなるとスペースが空く。チャンスは何回かあったと思う。優勝はもちろん嬉しい。それを目標にやってきた。昇格した時も言ったけど、１試合１試合を全力でやってきて、簡単な試合はなかったというみんなの意識がこの優勝につながった」

●大谷秀和選手（柏）：
「ハーフタイムに、０−０まではシュートまで行けていたが、１点を取って２点目を急ぎ過ぎていると言われた。今日優勝を決めるという意識があって早く２点目というのがあった。昇格の時もホッとしたけど、今日もホッとしています。優勝して昇格しないといけないとみんなが言っていた。でも最初から先をみていたわけじゃなくて、１試合１試合最後だというつもりでやってきた。今年は人数は少なかったけどチーム内の競争があった。代わりに出た選手が結果を出して自信を持って、若手が多いチームだったけどチームに貢献して、誰が出ても役割を果たせるチームになれた」

●藏川洋平選手（柏）：
「ゴールの匂いはありました（笑）。ネルシーニョからも焦らずに狙っていけと言われていた。これまでもダイレクトシュートのチャンスはあっても外していたので落ち着いてコントロールして打てと言われた。先制点はキタジ（北嶋）の落としが良かった。走ったらパスが出てくるだろうと思ったのでスペースに入った。優勝は俺が何かをやったというのじゃなくて、みんなが今日まで頑張ってきた結果。でも一番美味しいところで決めることができたと思う。出るからには決めてやろうという気持ちはあった（笑）。ディフェンスなのでまずは守備から入って、プラスアルファで攻撃を求められていた」

●八角剛史選手（横浜FC）：
「チームとしての差が出たし、柏の方が全体的に集中していたと思う。入りが悪かったし、柏のスピードに慣れないうちに失点してしまった。失点してチームに弱気な部分がでたところもあったと思う。そこを戻せなかったのが今日の問題。後半良くなったが、寺田が入ると変わるし、ボールを持てる時間、崩せる時間ができる。ただ、後半相手も落としてきた部分もあったと思う」

●阿部巧選手（横浜FC）：
「（デビュー戦だった）前回の柏戦では、1対1の場面は少なかったので比較にはならないですが、今日はレアンドロ・ドミンゲスとマッチアップすることが多かったが、後半だけでも4回カウンターで対応する場面があって、2回は止められたけど、2回はシュートまで持っていかれた。止められた2回は自信になったが、抜かれた2回は失点につながっても不思議ではないシーンだったので、それはサイドバックではしたくない。2本止めたから良しではなくて、4本止められるようにしたい」

以上