8日、ケーズデンキスタジアム水戸で、柱谷哲二新監督の就任会見が行われました。
誰でも初めての人に会うのは緊張するもの。しかも、柱谷新監督と言えば、現役時代“闘将”と呼ばれ、いつも怒鳴り散らしているイメージがあるだけに、会見前の記者室では「すごく怖かったらどうしよう」や「変な質問したら怒られるかな?」など戦々恐々とした雰囲気が流れていました。
そして、会見時間の14時となり、会見場に柱谷新監督が入ってきました。印象的だったのは、すごくやわらかな表情をしていたこと。ちょっと緊張しているような感じもしました。“あの”現役時代のイメージと異なり、会見場に安堵の空気が流れました。そして、記者からの質問に対しても1つ1つ丁寧に答えてくれ、早くも記者陣からの信頼をつかんだ様子でした。
ただ、話し始めると、「気持ちの入ったトレーニングをし、気持ちの入ったゲームをしたい」「絶対に勝つというスピリットを持って戦う」「我々はプロ。勝つために、チームのために、自分が犠牲になってでもプレーしないといけない」など“闘将節”がさく裂。ほとばしる“熱さ”が伝わってきました。
そして、会見後の囲み取材で語った言葉から、最も“闘将”らしさがうかがえました。「ウチのチームに、ちゃらい奴はいらない」。そう、柱谷新体制の下では、茶髪、ピアス、ヒゲは禁止。サッカーに100%集中し、勝利のためにすべてを注ぐことを選手たちに要求していくようです。あの選手やあの選手あたりが気になるところですが、来季のスタート時に選手たちがどんな容姿になっているか注目です。
来季、柱谷新監督のもと新たなスタートを切る水戸。“闘将”が率いるチームらしく、燃えたぎる戦いを見せてくれることでしょう。
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2010.12.09 Reported by 佐藤拓也













