2月20日(日)2011Jリーグプレシーズンマッチ 大宮 vs 浦和(13:30KICK OFF/NACK)
■さいたまシティカップ2011ダービーマッチ
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リーグ開幕がいよいよあと2週間後に迫ってきた。各クラブともシーズンインに向けて準備を進めてきたが、この辺りからラストスパートに入っていく。今回の「さいたまシティカップ」はその大事な時期に行われるが、初めて大宮と浦和のダービーマッチが実現した。ともに埼玉を本拠とするチーム、ここ2年間の公式戦対戦成績は2勝1分2敗と全くの五分。プレシーズンマッチとは言え、互いに負けたくない相手だ。
浦和にとっては、ゼリコ・ペトロヴィッチ新監督の描く理想と現実がどれほどシンクロしてきているのかを測る大事な一戦となる。鳥栖とのプレシーズンマッチ(2月13日@ベアスタ)では、収穫と課題を手にすることができた。その試合に出場していた宇賀神友弥は「練習していたプレスもいい形でできていた」と指揮官の求める守備が実践できたと手応えを口にする。
その一方で修正が求められるのは攻撃面だ。新チームはサイドの選手がワイドに高い位置を取り、大きな展開からサイドで1対1の状況を作るというのをコンセプトとしているが、鳥栖戦ではそのことを意識するあまり、選手間の距離が広くなりすぎて間延びする傾向があった。
「その反省を生かして、もう少しコンパクトにしたい。監督の指示でサイドの選手は張っていろというのはあるけど、自分たちが後ろで回しているときはコンパクトに回して、短いパスから長いパスというイメージでやれれば、そこまで距離も広くならないと思っている」と宇賀神は語る。
鳥栖戦では、中央で攻撃の柱となるエジミウソン、マルシオ・リシャルデスになかなか効果的なパスが入らなかったという反省点も出た。「サイドから仕掛けられるようになったけど、縦パスが入らなくなった。監督の言うことも大事だけど、それ以外のところで自分たちが順応しないと攻撃の幅は広がらない。サイドを使いながら縦も使う。縦を使うからサイドも空く。そういう当たり前のことをしていかないといけない」。柏木陽介は中盤の底からアクセントをつけるイメージを膨らませている。
大宮戦ではアジアカップに参加していた選手たちも合流し、フルメンバーで臨める。紅白戦などの様子から推測すると、永田充、柏木の代表組はスタメンを飾る可能性が高い。この試合では現状の力をぶつけ、できること、できないことを整理するためのリトマス試験紙としたい。
対する大宮は長期間のキャンプでじっくりとチームを作り上げてきている。グアムで11日間に渡って行われた1次合宿では、1年を乗り切るための体作りに専念した。1000メートル×6本という厳しいメニューを行うなど、フィジカルを徹底的にいじめ抜いたようだ。石原直樹は「グアムで1年間戦う体を作ることができたと思います」と力を込める。
そして2月8日からは宮崎でキャンプを張ったが、こちらも11日間の長期合宿。浦和戦の2日前まで九州の地で戦術を浸透させてきた。鈴木淳監督は昨季、シーズン途中の交代劇で後任に入った経緯があり、開幕前から十分な準備をすることはできなかったが、今季は時間をかけて下ごしらえをすることができた。
キャンプ中には練習試合を4つ組んだが、4戦全勝と調子のよさを窺わせている。浦和戦の3日前には、岡山と45分×4本というハードなトレーニングマッチを行い、多くの選手を試した模様。「この時期にほとんどの選手が90分プレーすることができたことが次に繋がるし、しかも結果もついてきたのでよかった」と指揮官もチームの仕上がり具合に自信を深めている。
大宮は今年も大黒柱のラファエル、全ての練習試合でゴールを決めた好調の李天秀が攻撃の軸になるだろう。その2人を生かすために、どうやってボールを運んでいくのか。浦和戦ではその点にも注目していきたい。上田康太、東慶悟など能力の高い新戦力がチームと融合できているかどうかもチェックポイントになりそうだ。
以上
2011.02.19 Reported by 神谷正明
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