2月20日(日) 2011Jリーグプレシーズンマッチ
磐田 0 - 1 G大阪 (13:06/鴨池/7,826人)
得点者:35' イ グノ(G大阪)
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磐田・前田遼一、そして地元・鹿児島出身G大阪・遠藤保仁というアジアカップ日本代表選手の凱旋を楽しみにしていたのだろう。冷たい雨に見舞われたにも関わらず、たくさんのファンが観戦に詰めかけたこの日の鴨池陸上競技場。試合前にはその両者に花束贈呈が行われるなど、歓迎ムードの中でキックオフを迎える。
序盤は磐田ペース。G大阪のDFラインの裏をとる、『縦』への効果的な仕掛けから磐田がG大阪ゴールに襲い掛かる。立ち上がり5分にはそうした縦への展開から、FW山崎亮平が巧く抜け出し、GKと1対1という決定的な場面を作り出すが、ここはG大阪GK木村敦志の好セーブに阻まれゴールならず。その更に8分後には、DF駒野友一が同じく相手DFラインの裏のスペースに効果的なパスを送り込み、飛び出したMF小林裕紀がゴールを狙うが、これはゴール左に流れてまたしても決定機を逃してしまう。しかも、そのMF小林のシュートの直前には、磐田のキャプテンMF那須大亮が臀部を痛めて途中交代になるアクシデント。立ち上がりからボランチとして攻守に存在感をみせていた“柱”を失った磐田は、ここから一気にペースダウンしてしまう。
対するG大阪は15分過ぎからようやくボールが落ち着きはじめ、連携の中から磐田ゴールに詰め寄るシーンがいくつか見られるようになる。「最初に相手に与えてしまったビッグチャンスで失点しなかったことが大きかった。あそこで先に失っていたら展開が違っていたかもしれない」とはDF加地亮だが、攻守に意思統一が感じられるようになって試合が落ち着き始め、リズムを掴む。中でも目を惹くキレの良さを示していたのがFWアドリアーノ。立ち上がりは前線で孤立していることも多かったが、チームが攻守に連動をみせ始めた中で、徐々に持ち味の縦への速さ、ドリブル突破などといった持ち味が随所で輝きを見せる。
そんな中、先制点は35分、元磐田のFWイ・グノが決めた。高校時代の同級生であり、実家も近所というだけあって、グアムキャンプから兄弟のような仲の良さを見せていたMFキム・スンヨンからの絶妙な縦パスに合わせて前線に飛び出し、しっかりとコースを捉えたゴールを流し込む。結果的に前半の得点はこの1点に留まったが、今季加わった新しい力を活かしながら攻撃を作り上げていく様は、2011年の戦いに期待を抱かせるものだったと言っていい。
そうして見どころの多かった前半に対して後半は、疲れも見え始めた中で全体的にペースダウン。両者ともに選手を入れ替えながら、配置を変えたり、いつもと違うポジションを経験させたり、システムを変更したりと、様々な形にトライしつつ結果を見出そうとするが、共に、決定的な形を作り出せない。結果、G大阪がFWイの先制弾を守り切る形で0−1で試合を終了。開幕を前に、フレッシュな戦力の台頭等、それぞれに収穫を得た部分もあった一方で、主力にケガ人を出した磐田にとってはいろいろな意味で痛い敗戦となった。
以上
2011.02.21 Reported by 高村美砂
J’s GOALニュース
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