2月27日(日)2011Jリーグプレシーズンマッチ 岐阜 vs 磐田(14:00KICK OFF/長良川)
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いよいよJ開幕を控えたこの時期。開幕前の最後の実戦となる、重要なプレシーズンマッチ。今回の相手は名古屋ではなく、磐田。J1の名門クラブとの手合わせは、岐阜にとって非常に大きな意味を持つ。今季から木村孝洋監督が就任し、新たなスタートを切る岐阜は、格上のチームを相手にどのようなサッカーを、岐阜のサポーターに披露するのか。
岐阜の注目点は、昨年一年間の積み上げが、どういう形で生きているのか。木村監督のカラーがどこまで出ているか。この2つだろう。
昨年は倉田安治前監督の下、ゾーンプレスディフェンスを採用し、守備を位置から構築した。守備自体は昨年1年を通して、個々の粘り強さも出来てきたし、チャレンジ&カバーの意識も出てきた。しかし、守から攻への切り替えがうまくいかず、攻撃に閉塞感を漂わせる結果となったが、個々で守備意識を改めて植えつけることが出来たことは、チームとしてプラスであった。
木村監督はがちがちな大枠を作ることなく、選手たちの個性を生かすサッカーを意識しており、昨年の課題だった守備から攻撃の切り替え、攻撃の手数という面で、どこまで前進できているか。戦術にがちがちに縛られず、選手たちにある程度の自由を与える『木村カラー』が、どこまで形付けられ、J1相手に、どこまで披露できるか。自由と規律のバランスがチームとして取れているのかにも注目したい。
そして、開幕に向けての楽しみといえば、新戦力が台頭し、どこまで機能するか。開幕戦のスタメンがどのような組み合わせとなるのかどうか。
開幕スタメンが期待されるDF野田明弘が、右サイドバックのポジションで持ち味である積極果敢な攻撃参加、精度の高いクロスで、攻撃にアクセントを加えられるかに注目したい。昨年はサイドバックの攻撃参加が少なかったことも、攻撃の手数が少ない要因の一つになっていただけに、右サイドバックのスペシャリストの職人技を遠慮なく見せて欲しいところだ。
組み合わせという面では、2トップがどういう組み合わせになるかに注目だ。佐藤洸一と西川優大のツインタワーが2年ぶりに復活するのか。それとも押谷祐樹がFW起用されるのか。どのような組み合わせを木村監督がチョイスするかに注目したい。
さらに押谷のプレーもこの試合の大きな注目点の一つだ。押谷にとって磐田は古巣のチーム。昨年大ブレイクした押谷が、成長した姿を古巣に見せつけ、大きく弾みをつけて開幕に臨まんと、モチベーションに比例したパフォーマンスを見せてくれるはず。
これ以外にも枚挙に暇がないほど、楽しみが多い。これらは『蓋を開けてみてからのお楽しみ』だが、開幕に向けて思いを馳せながら、この試合をじっくりと見てみたい。
対する磐田は日本代表のFW前田遼一とDF駒野友一、GK川口能活というハイレベルな選手を揃え、今年は明治大からMF山田大記、小林裕紀を、関西大から金園英学を獲得。大学サッカー界屈指のタレントたちを補強したことで、更なるベースアップが図れている。この試合では既存の戦力と、若き新戦力がどこまでマッチしているかを図るいい機会だ。
山田は昨年秋の怪我の影響で、まだ調整段階にあるが、小林はキャンプからいい動きを見せており、ボランチのポジション争いを活性化させている。昨年まではサイドバックなどを経験し、今季はようやく本職のボランチで出番をつかめそうな21歳の山本康裕も、非常に高いモチベーションを維持しており、本領発揮を誓っている。小林か、山本か、ベテラン那須大亮か、それとも岡田隆か。個人的にはこの試合でどういうボランチコンビで挑んでくるのかに注目したい。
果たして岐阜はこの一戦で木村新体制の今年1年間の方向性をある程度示すことが出来るのか。さらにアップセットを起こし、大きな勢いをつけるのか。対する磐田はJ1の意地を見せてきっちりと勝つことで、開幕に向けていい流れを作れるか。開幕前の重要な一戦には、多くの楽しみが集約されている。
以上
2011.02.26 Reported by 安藤隆人
J’s GOALニュース
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