震災後は3月22日までのオフを終えて、23日から練習を再開。マリノスタウンでのトレーニングは攻撃力に重点を置きながらも、バランスや組み合わせを試しながら、安定感のあるディフェンスラインの構築にも努めている。練習試合は強化過程をゆっくり確かめるように、大学とJリーグクラブを交えた日程。Jクラブとのテストマッチはまず3月27日に湘南に5−3と勝利。そして4月9日には、アウェイに出向く。山梨中銀スタジアムで甲府と対戦し、3−0で勝利。翌週の16日には、3−2で東京Vと点の取り合いも制して3連勝。3月5日の開幕前はJクラブとの対戦では白星がなかったことを考えれば、順調な調整といえるのではないか。もちろん課題は少なくないし、双方のメンバー的にも実戦とは違ってくる。しかし、攻守の連係がスムーズになってきているという手ごたえも感じられる。昨年、2戦ともやられた鹿島を再開初戦で倒せれば、よりムードが良くなるだろう。
東日本大震災に対する復興支援活動も、選手会とクラブが協力し合って積極的に取り組んだ。特に義援金募金活動は、先週までに4回実施。毎回、ホームタウンの横浜・横須賀の複数カ所に選手やクラブスタッフが分かれて街頭に立っている。このような支援活動は、リーグ戦が再開してからも様々な形で行われる予定だ。
●再開に向けて 天野貴史選手コメント
「約1カ月半の中断期間がありましたが、この間、チームとしても個人としてもサッカーのレベルを上げるためのトレーニングを積み上げることができました。攻守両面で連係のとれた、質の高いプレーをお見せできると思います。
東日本大震災の影響で、日程はよりハードになりコンディショニングも難しくなりました。しかし、震災後、今年はJリーグはやれるのだろうかと危惧されるような状況だったことを思えば、まずサッカーをやれること自体に喜びを感じながらプレーしなければなりません。
再開後、目の前の1試合1試合、勝利を目指して全力を尽くすことはもちろんですが、それ以上に魂のこもったプレー、あきらめないプレーを心がけます。
それが、スタジアムに来られたファン・サポーターの方々だけでなく、被災地の皆さんへ元気や勇気を届けることにつながるはず。熱い気持ちで勝利をめざします」
●再開後のスケジュール
■第7節
4月23日(土)J1 第7節 鹿島 vs 横浜FM(14:00KICK OFF/国立)
■第8節
4月29日(金)J1 第8節 横浜FM vs 清水(14:00KICK OFF/日産ス)
以上
2011.04.20 Reported by 池田博人(インサイド)
















