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【中断期間を振り返る】リーグ戦再開に向けて 〜富山〜(11.04.20)

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3月19日にチャリティー紅白戦を実施。キックオフ前に選手とサポーターがひとつの輪をつくって、震災で犠牲になった方たちに黙とうを捧げた

中断期間の1カ月半、高いモチベーションを持続してトレーニングを積んできた。3日以上の連休はなし。週末ごとに対外試合を行い、そこで明らかになった問題の修正に取り組むというリーグ戦開催中と同じサイクルを継続した。安間貴義監督は「この期間はとても短く感じた。選手たちが課題の克服に前向きにトライし、一日一日が充実していたからだと思う。地道な作業ばかりだったが、追究してやってくれた」と語る。
攻撃ではシュートやラストパスの精度向上を図り、守備ではチャレンジ&カバーに磨きをかけた。「3−3−3−1」システムはスケールアップしている。再開1週前の4月17日、新潟とのチャリティーマッチは0−0で引き分けた。後半は攻守に格上を圧倒し、手ごたえを感じつつホーム初戦でもある栃木戦に臨む。

東日本大震災の発生直後は「サッカーをやっている場合なのか」と思い悩む者も少なくなかった。チームとして確認したのは「プロサッカー選手という仕事を通じて被災者を支援する。リーグが再開された時こそ自分たちの出番だ」ということ。「今できることは何か」という問いかけにそれぞれが答えを見つけ、トレーニングとチャリティー活動への原動力にした。
街頭募金活動、チャリティーオークションなどのほか、富山県内に被災地から避難してきた家族との交流会なども行った。県内の若者が数多く犠牲になったニュージーランド地震の被災者救援募金も並行して実施した。
活動のまとめ役となった舩津徹也選手会長は「被災した人たちを言葉で励ますことは難しいと感じています。ただ、みなさんのために多くの人がさまざまなかたちで動いている。僕らもその一員だし、その輪は世界にも広がっている。ここ富山でもチャリティーマッチが開かれるように、行動している者がいることを伝えたい。それが勇気につながると信じています」。誠実さが思いの強さをうかがわせた。「継続的な支援」をテーマにしており、すべてのホームゲームで選手愛用品のチャリティーオークションを行う。

●再開に向けて 足助翔選手コメント
「サッカー選手という仕事に誇りを持ち、ストロングポイントを生かして被災者支援活動をしていく。多くの人に復興への関心を持ち続けてもらうことも、今後の役目だと思う。ベストを尽くし、来場していただいた方に純粋にサッカーを楽しんでもらいながら支援の輪を広げていきたい。
中断期間を無駄にしてこなかった自信がある。同じ気持ちがチームの選手一人ひとりにあると思う。できるようになったこと、できなかった課題を見つけながら練習することができた。自主練習の様子を見ていても、それぞれが改善点を意識して取り組んでいて毎日を大事に過ごしているのがわかる。チームとしてのプレーには激しさだけでなく、冷静さも感じられるようになってきた。攻撃はDFから見ていてもおもしろいと思うほど多彩になり、後ろからも参加しようとチャレンジしている。昨季18位という立ち位置を理解し、これからも毎日必死に練習して進化していかなければならない。ホームでの再開初戦ではサポーターのみなさんに良いものをお見せしたい」

●再開後のスケジュール
■第8節
4月23日(土)J2 第8節 富山 vs 栃木(19:00KICK OFF/富山チケット販売はこちらリアルタイムスコアボード
■第9節
4月30日(土)J2 第9節 鳥取 vs 富山(13:00KICK OFF/とりスタチケット販売はこちらリアルタイムスコアボード

以上


2011.04.20 Reported by 赤壁逸朗
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