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【中断期間を振り返る】リーグ戦再開に向けて 〜大宮〜(11.04.21)

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ベガルタ仙台所属当時のユニフォームを着て、街頭での募金を呼びかける村上和弘選手

練習中に地震に見舞われ、その時使用していたNACK5スタジアムの玄関前柱下がひび割れるなど、直接的に東北大震災のすさまじさを体験した大宮。選手、サポーターから被災地へ向けたビデオメッセージや街頭募金はもちろん、浦和と協力し、さいたま市で避難所生活をしている方々へのサッカー教室を開催するなど、さまざまな形で支援活動を行ってきた。
なかでも特徴的だったのが、チームバスを利用しての支援物資の提供ではないだろうか。ベガルタ仙台より呼びかけられていた“物資提供及び仕分け作業協力”にクラブとファン・サポーター有志が応え、3月27日、4月3日の2度にわたり大宮からの支援物資を積んで現地へ出向き、仕分け作業に協力した。

出発前、彼らボランティアスタッフが訴えた支援物資募集の声に対し、積極的に一役買って出たのが村上和弘選手だった。仙台に6年間在籍し、決して他人事ではないと感じた彼は、物資提供をチームメイトたちに呼びかけた。
「いくらテレビや報道で映像を見て心を痛めても、『共感できる』なんて言える、そんな生やさしいものではない。でも震災後すぐに現場に行ったからといって、自分一人で行って本当に役に立てるかと言ったら、正直わからない。すぐにでも何かしたいのに手段がわからず、もどかしい思いでいっぱいでした。そんな時、クラブやサポーターの方々が物資を集めて現地へ持って行ってくれるというきっかけをもらったので、ぜひ協力させてもらいたいと思いました。僕一人が個人的にやっても十分なサポートはできないので、みんなに声をかけさせてもらいました」
選手たちはみな快く協力。同じように抱えていたもどかしい思いを、支援物資の提供という直接的な形で現地に届けることがかなった。

いよいよ、プロサッカー選手にとって本業であるJリーグが再開する。
「これからは、サッカーを通して何かを伝えることが僕らの役割だと思います。少なくとも夢や影響を与えられる立場という意識をチーム全員が背負って、責任感をもってやらなくてはいけない」(村上選手)
大宮は、クラブををあげて“サッカー選手だからこそできる形”での長期的支援を誓う。

●再開に向けて 藤本主税選手コメント
「この中断期間中、被災者の方たちのために何かできればと思い、チャリティーイベントなど積極的に参加させてもらいました。その一方で、プロサッカー選手として絶対にやらなければならないこともある。そのやるべきことをしっかりとやった中で、きちんと結果を出すことこそが、全てにつながると思います。
開幕戦を振り返ると、強豪の鹿島に善戦した(3−3の引き分け)とも言われますが、僕たちにとっては課題が残ったというのがいちばんでした。前半はともかく、90分間を通した内容としてはまだまだで、納得できるものとはほど遠かったです。
いよいよ再開を迎えます。本当にここからしっかりサッカーに集中し、被災地で戦っている人のためにも、毎試合よいパフォーマンスをしてみなさんに喜びを与えたい。
今季は特に、選手各々がいろいろな思いを抱え、意識を高く持っていると思います。良いシーズンになるよう、Jリーグ全体で盛り上げたいと思っています」

●再開後のスケジュール
■第7節
4月23日(土)J1 第7節 大宮 vs 柏(14:00KICK OFF/NACKチケット販売はこちらリアルタイムスコアボード
■第8節
4月29日(金)J1 第8節 神戸 vs 大宮(14:00KICK OFF/ホームズチケット販売はこちらリアルタイムスコアボード

以上


2011.04.20 Reported by 上岡真里江
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