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【中断期間を振り返る】リーグ戦再開に向けて 〜山形〜(11.04.21)

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3月28日、山形市総合スポーツセンターに避難している子どもたちを対象に「一緒にボールを蹴ろう!モンテディオ山形 被災者支援子供サッカー教室」を開催した。チームの活動は一時休止中だったが、山形に残っている選手6人とアカデミーのコーチ陣が1時間ほど楽しみながら、約40人の子どもたちと体を動かした

甚大な被害を受けた太平洋側と違い、山形のクラブには震災による人的・物的被害がほとんどなく、3月14日には練習を再開した。しかし、ガソリンや灯油、食料等の不足に加えて積雪があり、安定的な生活基盤と練習環境が保てないとの判断から、17日のミーティングを最後に期限を設けない「活動一時休止」に入った。選手は山形に残ったまま、あるいは地元に戻るなどして自主トレーニングを続けた。

そうした事情から、クラブ・チーム単位での災害支援活動は西日本ほど立ち上がりは早くなかったが、休止中、福島第一原発から避難してきた人たちが山形県内に多数入ってきたことで、山形の災害支援活動は避難所への働きかけから始まった。
3月28日には山形市の避難所で「サッカー教室」を、その2日後には天童市の避難所で「ふれあいイベント」を開催。4月1日に全体練習が再開されたあとには、3日に選手全員で山形県内3カ所での災害義援金募金活動、9日と17 日にも地元でのトレーニングゲームに合わせて募金活動を行い、17日には選手が私物を持ち寄ってのチャリティーオークションも行われた。
今後もホームゲームでは義援金の募金活動が続けられるほか、24日の再開初戦となるC大阪戦では前売り券・当日券の売上金の5%を義援金に回すことを発表。さらに、すでに発売されている2011年のチーム公式テーマソング『虹の彼方へ』(歌:葵)の売り上げ収益の10%が復興義援金として寄付される。また、5月14日までのホームゲームで山形県内の避難所にいる避難者を観戦無料招待する企画も始められ、C大阪戦には約60名が招待される。
4月2日と3日には、山形サポーター有志が仙台サポーターと連係し、山形で必要な物資を集め、現地の避難所へ直接送り届けている。NDスタ脇の受付所には、呼びかけに応じた山形のサポーターからたくさんの物資が届けられた。いつもはライバル関係にあり、激しく東北の派遣を争ってきた仙台。だからこそ、サポーターからは「元気な仙台と対等に戦いたい」、「支援して同じ土俵に立ってもらう。そのえで試合は試合、ダービーはダービーとしてやりたい」といった声が聞かれた。

●再開に向けて 宮沢克行選手コメント
「4月1日から練習を再開して、セレッソ戦を迎えます。随分練習量を上げてきたので、今週はうまくコンディショニングを持っていきたいと思います。
(疲れがたまっているようだが?)
それもありますけど、この先長いシーズンに向けてしっかりとトレーニングができたと思いますので、これからが大事だと思います。
今回の震災は本当に大変なことで、今をもってしてすべてが終わって次の一歩、ということでもないと思います。これからいろいろ長く支援や活動を、モンテディオ山形として、個人として、やっていかなければいけないと思いますし、やっていくべきだと思います。自分たちがやれることの一番大きな要素は、やはりグラウンドでサッカーに真摯に取り組むことだと思います。それを忘れずにしっかりやっていきたいと思っています。
ふだんから、地域の方々や応援してくれる方々、子どもたちに、何かプラスな感情を持ってもらえればと思ってプレーしているので、その役割をこれからもっとしっかり果たせれば、自分たちが何かの役に立つかなと思います」

●再開後のスケジュール
■第7節
4月24日(日)J1 第7節 山形 vs C大阪(13:00KICK OFF/NDスタチケット販売はこちらリアルタイムスコアボード
■第8節
4月29日(金)J1 第8節 G大阪 vs 山形(18:00KICK OFF/万博チケット販売はこちらリアルタイムスコアボード

以上

2011.04.21 Reported by 佐藤円
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