スカパー!生中継 Ch182 後00:50〜
☆totoリーグ |中断期間を振り返るJ1編
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ホーム開幕戦となる新潟は、2009年以来の開幕2連勝を狙う。得点源になるのはチョ・ヨンチョル。自身今季初得点を挙げて、チームの再スタートをけん引する。
「早く試合がしたいです」。チョの闘争心は練習から形になっていた。22日にビッグスワンで行われた紅白戦。チョは主力組の左サイドハーフで1ゴールを挙げた。
右サイドの藤田征也からのクロスを逆サイドで待った。中央の混戦を越えて自分の前に落ちてきたボールをジャンピングボレーでたたき込む。「しっかりミートしましたよ」。少年時代に取り組んでいたテコンドーの回し蹴りをイメージさせるシャープな1本に、ゴールへの意欲を漂わせた。
「クロスへの反応は意識して練習してきたんです」。クロスが入る逆サイドからのシュートや、こぼれ球を拾っての2次攻撃。主に中央でターゲットになるブルーノ・ロペスのフォローを頭に置いた。それ以外にもバイタル付近で相手を引き付け、本間勲らにパスを出してチャンスの土台を作ることも。
持ち味は自力突破。3月5日の開幕・福岡戦は自らのゴールこそ生まれなかったが、サイドを1人で突破し、新潟の3得点の起点になった。その威力に対戦相手が警戒感をあらわにしはじめた。
草津、大宮との練習試合、富山とのチャリティーマッチと、中断期間に行われたJリーグ勢との対戦では、相手が2、3人でチョを囲みにきた。出足を止められ、味方のフォローが来る前にボールを失うケースが目に付いた。「調子は良かったけど、思い通りにいかなかった」。自然とフラストレーションがたまっていた。
それでも、再開前にはきっちりと整えた。ドリブルにこだわらず、球離れを早くしてゴール前に走る。相手に囲まれたときは、スペースがある味方にボールをあずける。そしてクロスに対するポジショニング。「今季は広くフィールドを見ることができている。ドリブルを止められても焦らないでプレーできる」。昨季終盤から韓国代表に召集されるようになった。中断期間にも選ばれていた。それを繰り返すたびに自信が生まれていった。
同時に「自分が点を取らないと」という責任感もある。昨季の11得点以上が今季の目標。開幕戦はアシストはしたが、まだ自分でゴールは割っていない。「点を決めたいですね」。笑顔の下に闘志を潜ませた。
ようやく迎えた今季初のホーム戦。黒崎久志監督は「今季のテーマの『スピード&アグレッシブ』を実践したい」。磐田とは昨季2引き分け。いずれもリードしながら追いつかれた。それでも黒崎監督は「その部分は特に選手には言っていない」。自分たちのサッカーに対する手応えを信じてホーム初戦に臨む。
以上
2011.04.23 Reported by 斎藤慎一郎(ニューズ・ライン)















