スカパー!生中継 Ch182 後00:50〜
☆totoリーグ |中断期間を振り返るJ1編
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※新潟側プレビューはこちら
Jリーグ再開を前に、まずは現状のラインナップを整理したい。
ポイントとなるのは2箇所。今節、今季開幕戦と異なる顔ぶれとなりそうなのが最終ラインと中盤の左サイドである。まずは最終ラインだが、この中断期間でセンターバックの離脱が相次いだ。開幕戦に先発したのは加賀健一、イ・ガンジンだったが、前者は4月上旬、後者は4月中旬でそれぞれ左足首を痛め、この中断期間で一時的に離脱。両選手は共に20日の練習で完全合流を果たしたものの、同日古賀正紘が左足首を手術するため離脱(全治3週間の見込み)することになった。このため、しばらくは加賀、イ、そして今季加入の藤田義明と合わせた3選手の中からセンターバックをチョイスすることになるだろう。今節は優れた配給力を持ち、後方からのビルドアップに参加できる藤田、チーム屈指のスピードを誇り、対人プレーに強さを見せる加賀の先発が濃厚。藤田は加入後リーグ戦初先発となり、「(新潟の)前線には個人で打開できる選手がいるが、そこで負けないようにしたい」と闘志を燃やしている。無論、加賀とのセットは公式戦では初となるが、連係を取りながら安定したプレーを見せられるか。
続いて中盤の左サイドだが、中断期間を通じて大卒ルーキー・山田大記がこの位置に定着。開幕戦では後半途中からピッチに投入され、すでに公式戦デビューを飾っているが、今節はリーグ初先発が濃厚。今季から背番号10を背負うこの選手はとにかく“アベレージ”が高く、プロ1年目とは思えない落ち着きもある。豊富な運動量も魅力の一つで、サイドと中央を出入りしながら新潟ゴールに迫る。
最後に新潟戦に向けた展望を。リーグ再開戦となる新潟のアウェイゲームとなるが、磐田にとって一つの“鬼門”と言ってもいい。東北電力ビッグスワンスタジアムでは06年以来の公式戦の勝利から遠ざかっており、磐田でのホームゲームを含めても新潟戦の白星は08年以来ない。ここ数年の磐田の傾向として、新潟のようにチーム全体が連動し、フリーランニングを惜しまず、ダイナミックなサッカーを展開してくるチームと対峙した場合、その圧力に押され、攻撃の組み立てに苦しむことも少なくなかった。今節においても勝利への鍵となるのは攻撃のビルドアップとなる。柳下正明監督はこの中断期間を振り返り、「アタッキングサードに入った時には様々な攻撃ができつつある」と攻撃面の向上を語っているが、一方で「自分達のゾーンからビルドアップにすることに関してはまだまだ」とも語っている。自陣からスムーズに攻撃の組み立てることができれば、前線には好調をキープする前田遼一、抜群の決定力を持つ山崎亮平の2トップが待ち構えるだけに、指揮官の言葉の通りアタッキングサードに至るまでのプロセスが勝敗を左右することになるだろう。この試合で勝利できれば、2連勝で次節のホーム開幕戦に臨むことができる。“ビッグスワン”と言う名の鬼門を突破し、一気に波に乗りたい。
以上
2011.04.23 Reported by 南間健治















