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【J1:第8節 仙台 vs 浦和】浦和側プレビュー:名古屋に勝ってチームのムードは明るくなった。不屈の仙台を倒し自信を深めたい(11.04.29)

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4月29日(金)J1 第8節 仙台 vs 浦和(14:00KICK OFF/ユアスタチケット販売はこちらリアルタイムスコアボード
スカパー!生中継 Ch180 後01:10〜
totoリーグ中断期間を振り返るJ1編
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名古屋に勝ったことの意味は大きかった。昨季王者を3−0で打ち破った試合が選手たちに与えた影響はやはり小さくなかった。「チームとしてやりたいことができて自信になった」と原口元気が口にすれば、永田充も「名古屋に勝って、全体的に自信が出ていて雰囲気もいい」と語り、多くの選手からポジティブな言葉が出てきた。開幕前後に漂っていた重苦しい空気は今、感じられない。

プレシーズンマッチでは問題点が目立つことが多く、神戸との開幕戦も消化不良に終わった。痛ましい大震災の影響で中断期間に突入し、約1カ月の時間のなかでペトロヴィッチ監督はチーム再建を図ったが、リーグ再開直前に行われた広島戦でも課題が浮き彫りになったようだった。

前から激しくプレッシャーをかけるという戦い方に自信を持てなかった選手もいたはずだ。広島との練習試合ではうまくかわされることが多かったという。それだけに、名古屋から奪った白星、それも相手にほぼ何もさせないまま大勝したという事実は選手たちの拠り所となっている。ただ、高橋峻希が「次にまた名古屋に3−0で勝てるかと言えば、それはわからない」と話したように、まだ結果が1回出ただけに過ぎない。自信を確信に変えていくためには、内容のあるゲームを積み重ねていくことが必要だ。

次の対戦相手である仙台は堅守速攻型のチームであり、タイプとしては今の浦和や名古屋に近い。前線にシンプルにフィードを入れ、セカンドボール勝負に来るところは名古屋に似ているが、永田とスピラノビッチのセンターバックコンビはケネディにまったく仕事をさせなかった。「僕とスピラが起点の選手を潰して、絶対にポイントを作らせないようにしたい。戦い方的に慣れた部分はある」と永田はロングボール対策に自信を覗かせる。

ただ、名古屋は球際の競り合いで淡白だったが、今の仙台は劣勢になっても決して最後まであきらめることはないだろう。川崎F戦でそれは証明されている。仙台は東北の思いを背負い、今まで以上にチームが1つにまとまっている。選手が団結することで計り知れない力が生み出されることは、南アフリカの地で日本代表が示した。「がんばるのはプロとして当たり前のことだけど、仙台の選手は気持ちが入っていると思うからちょっとやりにくいかもしれない」。永田は仙台の底力に警戒を強める。ペトロヴィッチ監督も「今まで以上の力、モチベーションでプレーしている印象がある。仙台は震災後の初のホームゲームになるし、簡単な試合にはならない」と気を引き締めている。

今の浦和は素早い攻守の切り替えからスピーディーにゴールを狙う「ダイレクトプレー」を志向している。名古屋も同じようなプレースタイルのチームだった。しかし、名古屋は立ち上がりに失点したことで、ボールを持って自分たちから仕掛けなくてはいけなくなり、守備から速攻という流れに持ち込むことができなかった。逆に浦和はボールを奪ってカウンターという形を狙い続けるだけで決定機を生み出すことができた。プレシーズンから攻めあぐむ傾向のあった“ボールを持たされる”展開を強いられることなく、指揮官のコンセプトであるサイドアタック、大きなサイドチェンジを駆使したチャンスメイクは必要なかった。

「先に点を取れれば、僕らのペースになるから先取点が大事になってくる」と高橋は語るが、それは仙台も同じ。先制点の行方が試合に大きく影響を与えるだろう。また、点差のない状況では、個の技量で上回る分、浦和がボールを持つ流れになると予想される。名古屋戦のようにすぐに得点できればいいが、そうそう理想通りにはいかないだろう。名古屋戦では試されなかった“ボールを持たされる”展開になった場合、永田が言うように「ボールをただ回しているだけじゃ崩せない」。自分たちから仕掛ける流れになった時でも、相手に脅威を与えられるかどうか注目したい。

以上

2011.04.28 Reported by 神谷正明
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